ママスタ
今から○年前、婚姻届に自分の名前を記入するとき心から誓ったことでしょう。「これから、一生この人（旦那）と一緒に生きて行こう」。あの日、2人の間にあったはずの「愛」は、果たして「今」どうなっているのでしょうか。ママスタコミュニティにこんなリアルなアンケートが寄せられました。
『集計とりたい。旦那のことを愛している？ 愛していない？』
142名のママから寄せられた回答を集計すると、旦那さんを
「愛している」と答えたのは79名、
「愛していない」と答えたのが63名でした。やや「愛している」が優勢ではありながら、いい勝負（？）の結果となりましたね。しかし「愛している」「愛していない」という回答の中にも、いろいろな感情が渦巻いていましたよ！ 今回は「愛している」ママたちの胸の内をご紹介します。
リアルに、旦那さんを心から愛しています！
『銀婚も過ぎたじじとばばだけども。年々好きが増してる』
『仲良しおじいさんおばあさんになりたい』
『来世でも一緒になりたい』
『愛してるよ。最近ちょっとお腹の出てきた可愛い旦那だよ。朝から起こすためにお腹に乗るとトトロとメイになる』
『良い人と結婚できて幸せです。お互い老けたけど仲良いよ』
婚姻届に印を押したあの日と何ら気持ちは変わっていないというママたちのコメントは、読んでいる方まで幸せな気持ちになりますね。妻が「この人と結婚できて良かった」「来世でも一緒になりたい」と思えるほどの関係ならば、きっと旦那さんも同じ気持ちを抱いていることでしょう。もちろんそう思い続けられる仲でいるために、お互いが優しさと思いやりを持って生活をしてきたはず。努力の賜物ともいえるのかもしれません。どうかこれからもお幸せに！
日々山あり谷ありですが、「今」はとりあえず「愛しています」
『そりゃ嫌なところもあるけどねー』
『まだ結婚10年目だし、この先わからないけど』
『今は愛してるー。でも昨日までは大喧嘩してて「離婚だ！」「オメーとは別居だ！」って騒いでいたよ（笑）』
『いろいろあったけど 、一回りして今は大好き』
「愛している」と一言で言っても、毎日穏やかに過ごせているわけではありません。激動の日々を一緒に乗り越えながら、「嫌い」と「好き」を繰り返して「今日」に至るのが結婚生活です。今日は愛しているけれど、明日はまた「愛していない」になるかもしれません。それでも一緒にいたいと思える相手に巡り合えたこと自体が、幸せなのではないでしょうか。相手に感情をストレートにぶつけることができるのは、心の中では信頼しているという証でもありますね。
あの頃の「愛」とはまた違う、「家族」として「愛しています」
『っても、家族愛かなー』
『結婚17年目。とりあえず「愛してる」にしたけども恋愛感情とは違うかなぁ。もうね、長年人生をともにしてきた同志って感じ』
『大好きとかという感情ではないけれど、旦那のいない生活は考えられない』
『好き好きラブラブとかじゃないけど、家族として大切』
一方で、「愛している」けれど「愛」の形は変わってしまったというコメントもありました。結婚をして日常生活を共に過ごしていると、いつの間にか隣にいるのが「当たり前」になります。かつては恋愛的な「LOVE」の意味が強かった「愛」も、今では「家族」としての「愛」になったというママたち。新婚当時のような強い想いではないかもしれない……けれど、旦那さんがいてこその「家族」をまるごと大切に想う気持ちを「愛している」と表現するのも、素敵ですよね。
自信はないけれど、多分「愛している」と思う
『愛しているとは思う。多分。愛ってなんだろうと思うけど。結構接戦だね』
『愛してるつもり。愛したい！ 多分、愛してはいるけど、それにかける天秤がバグってるからよく分からない』
『微妙だけど、2択なら辛うじてこっちかな。「愛してる」というより「愛着が湧いてる」と言った方がしっくりくる』
質問が旦那さんのことを「愛している」か「愛していない」かの2択だったということもあり、すごく悩んで「愛している」を選んでくれたママたちもいました。もはや「愛している」とか「愛していない」とかそういう感情で表せる間柄ではないのかもしれません。それでも「愛している」を選択したママたちは、旦那さんとの日常に温かさを感じながら過ごせているということなのでしょう。
改めて旦那さんのことを「愛している」か「愛していない」かと聞かれると、即答できる人もいれば、しばし考え込んでしまう人もいたようです。慌ただしく過ぎ去ってしまう結婚生活の中で、少し立ち止まって旦那さんとの関係性を客観的に見てみるのも面白いと感じたアンケートでした。
後編へ続く。
文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・むらみ
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