ダルビッシュ、42歳まで6年契約「信頼を感じた。先を見ずにやっていきたい」

◆ 「チーム作りの構想に入れてもらって光栄」

　パドレスと新たに6年契約を結んだダルビッシュ有投手（36）が10日（日本時間11日）、本拠地・ペトコパーク内で契約延長会見を行った。

　ダルビッシュは2012年に日本ハムからレンジャーズへ移籍。メジャー11年目の昨季は、パドレスのエースとして16勝8敗、防御率3.10の好成績を残し、ポストシーズンでも安定した投球を披露した。

　今季終了後にFAになる予定だったが、36歳では異例と言える6年契約。右腕は「そろそろ終わりかなと思っていた。こんなに長いこと居られるなんていまだに信じられない。みんなにドッキリを仕掛けられていると思っている」と笑顔で語り、「信頼を感じた。ここまで野球をやってきてよかった」と球団に感謝した。

　MLB公式サイトによると総額1億800万ドル（約142億円）の大型契約。「妻は年数とか金額ではなく『気持ち的にできるのか』というところを心配をしていた。先を見ずにやっていきたい」と抱負を語った。

「6年契約をもらえると思っていなかったし、良い契約をもらったとしても長くやろうとは思っていなかったですけど、ミーティングだったり、（日々）かけていただいた言葉。その信頼というところが、こういう契約につながった。チーム作りの構想に入れてもらって光栄です」と、感謝の言葉を繰り返した。