前回からの続き。私はマナミ、夫のシンゴと年少の娘・サナと3人暮らしです。ママ友同士でのランチ会にリコちゃんママが来て、嫌な気分になっていた私。夫のシンゴに話すも、「なんでそんなにプライベートなことを話してるの?」とかえって驚かれてしまいました。ランチ会で夫婦生活や年収など、あれこれ話してしまっていた私。みんな同じように話していたから、今まではそれが当たり前だと思って疑いませんでした。しかし呆れるシンゴを前に、急に不安が押し寄せてきます。
「ママ友から子どもたちに伝わって、からかわれたり、いじめに発展したらこわいだろ。親たちが笑い話として共有していても、子どもたちにはバカにする理由になることだってあるんだ」シンゴの言葉にぎょっとします。
「そんなことしない」と言いかけて、私はハッと口をつぐみました。まさに今日、私はリコちゃんママに「お姉ちゃんは生理きた?」と聞いたのです。しかも答えを濁したリコちゃんママに対して、「秘密主義でつまらない人」という烙印まで押して……。全てシンゴの言う通りです。自分の浅はかさとシンゴやサナへの申し訳なさで、ただただうつむくしかありません。
ママ友とのランチ会で、わが家のプライベートをあけすけに話していた私。それをシンゴからとがめられてしまいます。はじめこそ反発したものの、最終的に私が反省するに至りました。
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シンゴの言う通り、わが家の内情が漏れて恥ずかしいだけでは終わらないことだってあるのに……。みんなにも伝えたいですが、そんな勇気、私にはありません。まずは夫と娘への反省の気持ちを込めて、しばらくランチ会を控えるところから始めてみようと思います。
【第5話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・魚師 編集・塚田萌