台風10号「めったにない強さ」=最大級の警戒呼び掛け―西寄り進路で発達・気象庁など

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2024年08月28日 18:31  時事通信社

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時事通信社

台風10号の特別警報について、合同で記者会見する気象庁と国土交通省の担当者=28日午後、東京都港区
 非常に強い台風10号の接近に伴って鹿児島県に暴風・波浪・高潮の特別警報が出た28日、気象庁は国土交通省と共同で記者会見し、「日本に上陸する台風としてはめったにない強さ」(杉本悟史予報課長)として、「最大級の警戒」を呼び掛けた。

 台風を要因とする暴風の特別警報が出されたのは、2013年8月の運用開始以来4例目。杉本課長は「災害が発生する可能性が著しく高い」と指摘し、国交省の小島優河川環境課長も「暗くなる前に避難を」と要請した。

 気象庁によると、発生当初の予想よりも進路が大きく西にずれ、速度も遅かったため、海面水温が30度以上の海域を長時間通過して発達した。 
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