四国で一時大規模な停電 最大36万戸超、本州向け送電が急増 需給バランス維持のため自動停止

昨夜、四国で大規模な停電が発生し、最大36万戸余りが停電しました。

昨夜8時22分頃、四国で大規模な停電が発生し、愛媛と徳島でそれぞれ11万戸余り、高知でおよそ8万戸、香川で6万2000戸余りが一時停電しましたが、およそ1時間半後に復旧しました。

高知県西部の四万十市中心部では、およそ40分にわたり停電し、警察や消防が注意を呼びかけました。

四国電力送配電によりますと、きのう午後、他の電力会社と電力を供給し合う送電線で事故があり、復旧作業中に何らかの原因で本州向けの送電が急増。需要と供給のバランスを維持するため、送電が自動停止したことが原因だとしています。