世界陸連の独立不正監査機関にあたるアスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)は14日、ドーピング違反があったとして東京五輪男子20キロ競歩銀メダルの池田向希(26=旭化成)に、4年間の資格停止処分を科すと発表した。
日本陸連は、池田の処分を受けて、リリースを発表した。
「池田選手は2024年6月にワールドアスレティックスの独立監視機関であるAthletics Integrity Unit(以下「AIU」)より血液ドーピングの疑いがあることの通知を受け、7月にAIUに対して弁明書を提出し、パリ2024オリンピック競技大会に出場しておりました。
その後、11月にAIUより暫
定的資格停止処分の通知を受け、取り消しを求める申し立て、および規則違反を否認し、アンチ・ドーピング規則違反立件に対する不服申立を提出しておりましたが、今回、4年間の資格停止処分が下されました。
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日本陸上競技連盟(以下「本連盟」)は、クリーンで公正なスポーツを守る立場から、本件に関しても池田選手に認められた権利を行使するために関係機関と連携しながら対応してまいりましたが、今回の裁定を重く受け止めております。
本連盟は、スポーツ界におけるドーピングを撲滅するための活動を全面的に支持するとともに、アンチ・ドーピング活動をこれまで以上に積極的に実施してまいります」。
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