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いつの時代も、多くのファンを熱狂させるアイドルたち。2010年代以降は“アイドル戦国時代”ともいわれる時代に突入し、AKB系や坂道グループ、ハロプロをはじめとして個性豊かなアイドル達がしのぎを削っている。
もちろん、現代アイドルたちの躍進の陰には過去の伝説的なアイドルたちの存在があったことを忘れてはならない。昭和を彩った女性アイドルたちも、いまだに根強い人気を誇っている。そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、40代から70代の男女500人を対象に、「好きな昭和の女性アイドル(70年代)」についてアンケート調査を実施した。
第3位にランクインしたのは、キャンディーズ。
同グループは伊藤蘭(70)、藤村(旧姓)美樹さん(69)、故・田中好子さん(享年55)からなる3人組アイドルで、1973年に『あなたに夢中』でレコードデビューを果たした。1975年に初のオリコンシングルチャートベスト10にランクインした楽曲が『年下の男の子』。曲のタイトルにもなっている有名なサビのフレーズは、今でも口ずさめる人が多いだろう。
CMやバラエティなどでも活躍し、まさに「アイドル」らしい活動を続けたキャンディーズ。一方でシンガーとしての評価や、楽曲のクオリティの高さも魅力のひとつでもある。今回のアンケートでも、楽曲や歌唱について触れるコメントが多く見られた。
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《すごく可愛いし、歌も今歌っても遜色ないので》
《歌も、バラエティもこなす才能があった》
《歌やダンスはもちろん、バラエティもこなせるからです》
《歌がリズミカルで好き》
第2位に選ばれたのは、ピンク・レディーだ。
同ユニットは、タレント発掘番組『スター誕生!』(日本テレビ系)で一躍注目を集めた根本美鶴代(66)と増田惠子(67)の2人組。根本は「未唯mie」と改名しているが、2人とも歌手として現在もソロ活動をおこなっている。
1976年のデビュー曲『ペッパー警部』や、1977年の『UFO』などで見られる独特でセクシーなダンスもピンク・レディーの大きな特徴。特に『ペッパー警部』の股を開いて踊るダンスは当時賛否を巻き起こすも、若者の間では熱狂的に受け入れられていた。
《歌いながら踊れるアイドルが新しかった》
《ダンスするアイドルの先駆けだから》
《存在そのものが昭和の時代にはセンセーショナルだった》
《キラキラの衣装、キャッチーな楽曲に振り付け、大好きでした》
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第1位に輝いたのは、伝説のアイドル・山口百恵さん(66)。
実は、百恵さんのデビューのきっかけも『スター誕生!』だった。1972年の放送で準優勝し、森昌子(66)、桜田淳子(66)とともに「花の中三トリオ」として人気を集めることに。『いい日旅立ち』や『秋桜』『プレイバックpart2』などの代表曲に恵まれるが、歌手としてだけでなく女優としての評価も高かった。
何より百恵さんの“伝説”を確固たるものにしたのが、武道館での引退コンサートだろう。最後の曲を終えるとステージにマイクを置いて立ち去った百恵さん。あまりに美しい終わり方に、いまだに「あれは演出ではないか」との意見も多い。しかし2021年、同コンサートの構成を担当した演出家が本誌のインタビューに、《僕らがこうしろみたいに言った覚えがない》《僕らスタッフも“まさかステージ上に置いていくとは”という感じで、驚いた》と明かしている。
《曲が素晴らしく歌唱力があって魅力的です。引き際も潔く永遠の百恵フアンでありたいと思います》
《歌はうまいわ演技もいいわで、子供時代のアイドルの頂点の人だから》
《絶頂で引退したので印象的》
《時代を席巻した最強アイドルだったから》
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