
ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領との電話会談について「前向きな会話だった」と述べ、エネルギー施設への攻撃停止を支持する考えを改めて示しました。
ゼレンスキー氏はトランプ氏との会談について19日、SNSで「前向きで、非常に実質的かつ率直な会話だった」と述べました。
そのうえで「戦争を完全に終わらせるための最初のステップの1つは、エネルギー施設やインフラへの攻撃を終わらせることだ」、「ウクライナは実行する準備ができている」として、改めてエネルギー施設への攻撃停止を支持する考えを示しました。
今後、数日以内に再びサウジアラビアでウクライナの代表団がアメリカ側と協議するということです。
またゼレンスキー氏は、ウクライナとロシアの間で過去最大規模の捕虜交換が行われたことも明かしました。ロシアに拘束されていた175人のほか、さらに22人が「交換以外の方法」で帰還したということです。
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一方、ウクライナ各地では、18日から19日にかけてロシア軍のドローンやミサイルによる攻撃が相次ぎ、▼北東部スーミ州の病院や、▼中部ドニプロペトロウシク州の鉄道施設が攻撃を受け、4人が負傷しました。
ゼレンスキー氏は「攻撃停止が話し合われた夜でさえ、150機のドローンが飛来しエネルギー施設などが標的にされた」とロシアを批判しています。