ドジャース、アジア勢の活躍で逆転勝利 山本由伸がチーム最多5勝目 大谷翔平13号先頭弾、金慧成はMLB初アーチ

21

2025年05月15日 13:46  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

13号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)
○ ドジャース 9−3 アスレチックス ● 
<現地時間5月13日 ドジャー・スタジアム>



 ロサンゼルス・ドジャースがアスレチックスとの本拠地2戦目に逆転勝利。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、4試合ぶりの13号本塁打をマーク。先発登板した山本由伸投手(26)は6回3失点という投球で今季5勝目を挙げた。



 カード初戦で11失点を喫したドジャースは初回、先発の山本が前日2本塁打の1番ウィルソンを遊ゴロに打ち取ると、2番ソダーストロム、3番ルーカーから連続三振を奪う好スタート。1回裏には大谷翔平が13号先頭打者アーチを放ち、先制点を挙げた。



 2回裏にアンディ・パヘスの7号ソロで2点リードとするも、山本が3回表の先頭打者に安打を許し、二死から2番ソダーストロムに10号同点2ランを被弾。続く4回表には先頭打者を四球で歩かせ、一死から6番アンドゥハーに勝ち越しの適時二塁打を浴びた。



 さらに、二死二塁とピンチが続き、山本は7番ウリアスに二遊間真ん中への鋭いゴロ打球を浴びたが、二塁手の金慧成がスライディングキャッチで処理し、素早い送球で失点を阻止。好守備を見せた金は、5回裏の第2打席でMLB初アーチとなる1号ソロを右中間スタンドに運び、再び試合を振り出しに。攻守に渡って山本を援護した。



 そして3対3の同点で迎えた6回裏、2番手左腕ハリスに対して二死一塁とした場面。ドジャースは同点弾の金に代わって右打者のミゲル・ロハスを起用すると、ロハスが右中間への適時二塁打を放ち、これが決勝点。6回を投げ切った山本に白星が舞い込んだ。



 8回裏には一死二塁の好機では、大谷が申告敬遠で勝負を避けられるも、続くムーキー・ベッツが2点適時二塁打を放ってダメ押し。さらに、マックス・マンシーの2号3ランも飛び出して快勝を飾り、今カードを1勝1敗のタイとしている。



 この試合の大谷は4打数2安打、1本塁打、1打点、2得点、1四球という内容で、今季成績は打率.307、13本塁打、OPS1.055。5月に入ってから12試合で6本塁打を調子を上げ、ナショナル・リーグ本塁打部門1位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)まで2本差としている。



 また、山本は6回88球を投げて4被安打、2四球、6奪三振、3失点という投球。前回登板では今季ワーストの5失点を喫したが、再び中5日で迎えたこの試合では粘りのピッチングで今季5度目のクオリティ・スタートを達成。今季9戦目を終えて5勝2敗、防御率2.12を記録している。

このニュースに関するつぶやき

  • 今日は昨日の借りを返して大勝!
    • イイネ!3
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(13件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定