道の駅で仮設住宅の入居者や仮設店舗の関係者らと言葉を交わされる天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=19日午前、石川県志賀町(代表撮影) 能登半島地震の被災地視察のため石川県を訪れた天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(23)は19日、志賀町の仮設店舗などで被災者と交流された。
愛子さまは、道の駅の敷地内にある仮設スーパー「トギストア」で、刺し身や総菜などを見て回り、経営者に「どのようなところに配慮されていますか」などと質問した。レストランなど他の仮設店舗関係者とも面会し「頑張ってください」と励ました。
愛子さまは道の駅にいた人々に歩み寄り、その中にいた仮設住宅の入居者に「大変でいらっしゃいましたね」と声を掛ける場面もあった。
その後、同町などで活動するボランティアや、被災者の見守りを行う町社会福祉協議会職員と懇談。「温かい支援がこれからも続くといいですね」と話した。
愛子さまは18日から1泊2日の日程で同県を訪問。公務で被災地を訪れるのは初めてだった。

道の駅の敷地内にある仮設店舗を視察される天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=19日午前、石川県志賀町(代表撮影)