愛知県豊橋市の観光大使委嘱状を持つ有楽製菓の河合辰信社長(左)と島村喜一副市長=20日午前、同市 愛知県豊橋市で生産されているチョコレート菓子「ブラックサンダー」が20日、同市の観光アンバサダーに就任した。27日には、ブラックサンダーの工場を見学できる施設が市内にオープンする予定。島村喜一副市長は「全国的にも知名度が高く、おいしさはイナズマ級。全国からファンの人たちが豊橋に来てくれることを期待している」と話した。
ブラックサンダーは有楽製菓(東京都小平市)の菓子で、1994年、豊橋市の工場で製造が始まった。同社はこれまで、地元菓子店とのコラボ商品の開発や路面電車のラッピングなどにブラックサンダーを活用しており、こうした活動が認められた。市によると、観光大使に菓子が就任するのは初めてで、ブラックサンダーを通じて市のPRを強化したい考えだ。