宝塚歌劇チケットを不正転売疑いで逮捕　「こんな大ごとになるとは」

　宝塚歌劇のチケットを不正に転売したとして、宝塚署は10日、東京都品川区戸越1の宝石販売支援トータルコーディネーター、三浦千晶容疑者（53）を入場券不正転売禁止法違反の疑いで逮捕した。「簡単にネットでチケットが売れた。こんな大ごとになるとは思っていなかった」などと容疑を認めている。

　逮捕容疑は、2023年11月〜24年8月ごろ、転売禁止が明記されている宝塚歌劇のチケット計3枚を定価より高値で不正に転売したとしている。署によると、うち1枚は24年6月26日の東京宝塚劇場の公演チケット（定価9500円）で、チケット流通サイトを通じて定価の7・3倍の7万円で転売したとみられる。サイトを通じて100枚程度を定価より高値で不正に転売した疑いもあるとみて調べている。【浜本年弘】