国分太一めぐる日テレ会見の印象 系列局の解説委員「皆さんと同じ」「テレビの難しいところ…」

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2025年06月21日 15:52  日刊スポーツ

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日本テレビ

読売テレビ解説委員の高岡達之氏が20日、日本テレビ系「サタデーLIVEニュース ジグザグ」(土曜午前11時55分)に出演。過去のコンプライアンス上の問題行為が発覚し、同局系「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板することが決まったTOKIO国分太一(50)をめぐる日本テレビの会見について、持論を述べた。


番組では国分の活動休止の話題を取り上げ、同局福田博之社長が会見した様子を伝えた。福田社長が、国分を起用にした責任は認めた上で、事案の詳細については「プライバシー保護の観点から、行為についてお話しすることはできません」などとして、説明を控えたことなども伝えた。


この点で、読売新聞の橋本五郎氏は、日テレ側が「批判は覚悟の上で、(詳細を)伏せた方がいい」と判断したと指摘。一方で、視聴者に疑問が残ることに加え、「今後、過熱な報道がこれから起きるかもしれない」と危惧した。


その後、高岡氏が話題を振られると、神妙な表情でカメラを見つめ「私に振られましたので、きちんとご説明をしたいと思いますが、この場で、日本テレビに出演している立場で、日本テレビ系列で現職の社員となりますと、私と五郎さんだけになります」と前置き。「テレビご覧の皆さんには、信じていただくか、いただかないか、しかないと思っているんですけど、我々は皆さんと全く同じです。福田社長の会見を皆さんと同じ放送で見ましたし、会社の中で教えてもらう立場にもなければ、もっと言うと、悪意のある方は、我々がいろいろ言うなとか、話すなとか、立場があるだろう、と思われるかもしれませんが、信じていただくしかありませんけど、全くそういうことはありません」と、系列局所属の立場であっても、特別な情報しか持っていないとした。


その上で、会見を見た印象について「かなり橋本五郎さんが仰った意見に近い」と明言。「テレビ局の大変難しい企業としての立場は、福田社長はそこをよくおわかりになってお話になっていると思いますが、企業の代表者、社会的責任を持つ代表者としてのご発言と…テレビの難しいところです。やはりご覧の皆さま方に信じていただくか、どういう感情を持っていただくか、という二面があります」と説明した。


高岡氏は苦悩をまじえるように「その意味では、ご覧になっている皆さまから『何だ?』という風に思われる部分がなかったかというと、私も感じましたので、今後、どういったことが…五郎さん心配されてました。いろんなことが書かれていく中において、私はこれから先を大変心配する会見であったということは申し上げておきます」と力説。一方で「しかしながら、企業の代表者として、なすべきことをなさったというのは、それも福田社長は昨日は、その義務を果たされた」と語った。

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