
【写真】マイケル・マドセン出演『レザボア・ドッグス』フォトギャラリー
Varietyによると、現地時間7月3日朝、マリブの自宅にて意識不明の状態でマイケルさんが発見されたと代理人が発表したそう。死因は心停止とみられる。
マドセンさんのマネージャーであるスーザン・フェリスとロン・スミス、そして広報担当のリズ・ロドリゲスは共同声明で「マイケル・マドセンはこの2年、インディペンデント映画で素晴らしい演技を見せており、『Resurrection Road(原題)』『Concessions(原題)』『Cookbook for Southern Housewives(原題)』といった作品の公開を控えています。人生における次の章を心待ちにしていました。また、新著『Tears For My Father: Outlaw Thoughts and Poems(原題)』の出版に向け、編集作業中でもありました」と発表。そして、「マイケル・マドセンは、ハリウッドにおけるもっともアイコニックな俳優のひとりであり、多くから惜しまれることでしょう」と偲んだ。
1957年9月にシカゴで生まれたマイケルさんは、映画監督兼作家のエレインを母に持ち、妹ヴァージニア・マドセンも俳優として活躍、アカデミー賞にノミネートされている。シカゴのステッペンウルフ・シアター・カンパニーでキャリアをスタートさせ、1983年の『ウォー・ゲーム』で映画デビューを果たした。
『キル・ビル』2作品や『ヘイトフル・エイト』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など、クエンティン・タランティーノ監督作品の常連として知られ、1992年の『レザボア・ドッグス』ではミスター・ブロンドを演じ、スティーラーズ・ホイールの「Stuck in the Middle With You」に合わせて踊りながら、警官の耳を切り落とす場面が良く知られている。
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また詩人としても活動しており、『Burning in Paradise(原題)』『Expecting Rain(原題)』などを出版。この後出版予定の『Tears For My Father: Outlaw Thoughts and Poems(原題)』には、タランティーノが序文を寄せている。