<オリックス4−1ロッテ>◇6日◇京セラドーム大阪
ロッテは自力優勝の可能性が74試合目で消滅した。
急性腰痛で離脱していたため6月14日ヤクルト戦以来の登板となった小島は、1点リードの3回1死から連打と内野のエラーで1死満塁のピンチを背負うと、宗に左中間へ逆転の適時二塁打を許した。5回には1死から3者連続で四球を与え、4回2/3を4安打5四球3失点(自責2)、91球で降板。小島は「ヒットも結構、打たれましたし、エラーのところもいつも助けてもらってるので何とかできたらなと思ってたんですけど、そこで粘れなかった」と悔しさをにじませた。
先発投手の不安定な状態が続いている。リーグ3位だった昨季は74試合終了時点でHQS(ハイクオリティースタート=7回以上、自責2以内)が23度。完投も小島2度、種市1度の計3度あり、左右の2枚看板が奮闘していた。一方、今季はここまでHQSは16度にとどまり、完投した投手は、いまだいない。
自力V消滅に、吉井監督は「特に感想はないです」と言葉少な。小島の次回登板については「回復が明日になってみないと、また反動が出るかもしれないんで、そこをしっかり見て確認したい」と話した。【星夏穂】
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