俳優水谷豊(72)が6日放送されたテレビ朝日系「有働Times(タイムズ)」(日曜午後8時56分)に出演。60周年を迎えた俳優生活などを語った。
MCの有働由美子から「“迷い”っていうのは60年、もうなかったですよね?俳優であることに」と聞かれると、水谷は「いやいやいやいや。19歳でこの世界を1度、辞めたんですね。“この世界ではない自分の世界を見つけます”って挨拶して。で、大学受験に落ちて。まあ、どっちにしてもそんな状況でしたからバイトしなきゃいけない。僕が辞めたことを知らないテレビ局のプロデューサーがいらっしゃって、声をかけてきたんです。“どうせバイトやるんだし、まあ知ってる世界だからいいや”と思って。バイトで俳優をまたちょっとやってみようか、と思って」と話し、1度芸能界を19歳で辞めたものの、“バイト”という気持ちで俳優業に再び戻った過去を振り返った。
驚きの告白に有働が「意外過ぎます」と話すと、水谷は「バイト感覚で。そのままずっと(これまで)バイトやってる気分なんです。(代表的主演ドラマシリーズの)『相棒』でもみんなに“バイトリーダー”って言われたりするんです」と明かし、笑いを誘った。
その後に日本テレビ系ドラマ「傷だらけの天使」(1974年〜75年)などで俳優としてブレークしたが、有働から「それでも”俳優を続けていこう”とは思わなかったんですか?」と聞かれると、水谷は「思わなかったですね〜。”自分にはもっと合う世界がある”と思ってました」と話した。
同「熱中時代」(1978年〜81年)を大ヒットさせた後も思いは変わらなかったといい「(『熱中時代』が)終わって、ちょっと引いて見てる時に”自分にはもっと合っている世界がある”と(思っていた)。いつも仕事終わると、早く自分のこと忘れてほしいと思うんですよ」と語った。
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