
今日16日(水)は、関東や東海、近畿に発達した雨雲がかかり、激しい雨の降っている所があります。今夜にかけても関東から四国の太平洋側を中心に所々で激しい雨や雷雨となるでしょう。日の差している所も天気の急な変化に注意が必要です。
朝は関東・東海・近畿の所々で激しい雨
今日16日(水)、本州付近には雨雲の元となる暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため大気の状態が非常に不安定で、関東や東海、近畿の所々に発達した雨雲や雷雲がかかっています。
未明には和歌山県白浜町(日置川)で、1時間に55.0ミリの非常に激しい雨を観測。また、明け方から朝にかけては三重県紀北町(紀伊長島)や東京都の八丈島、静岡県静岡市(駿河区)、岐阜県揖斐川町で30ミリ以上の激しい雨が降りました。東京23区内でも朝の通勤ラッシュ時に雨脚の強まった所がありました。
静岡県では14日の降り始めからの雨量が340ミリを超えている所があります。
午前9時半現在も、関東や東海、近畿には南から雨雲が次々と流れ込んでおり、一部では雷雲もみられます。関東から九州の広い範囲に雷注意報が発表中です。
晴れていても急な激しい雨に注意
今夜遅くにかけても、関東から四国の太平洋側を中心に所々で激しい雨や雷雨となるでしょう。東海では道路があっという間に冠水するほどの、非常に激しい雨が降る所がありそうです。すでに大雨となっている所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。低い土地の浸水や川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
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