コロナ飲み薬、250万人分廃棄=5類移行などで期限切れ―厚労省
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2025年07月16日 20:01 時事通信社

国が医療機関などに無償提供するため購入した新型コロナウイルスの飲み薬約250万人分が、使用期限を迎え廃棄されていたことが16日、厚生労働省への取材で分かった。コロナが感染症法上の5類に移行したことで、無償提供できなくなったことなどが要因という。購入額は明らかにしていない。
厚労省によると、今年2月までに「パキロビッドパック」約175万人分と、「ラゲブリオ」約78万人分を廃棄した。さらに、来年7月までに「ゾコーバ」約177万人分も使用期限が切れ、順次廃棄される見通しという。
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