【世界陸上】男子200m鵜沢飛羽、決勝まで見据えていた レース前の「刺激走」とりやめ手応え

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2025年09月17日 22:04  日刊スポーツ

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男子200メートル予選 準決勝進出を決めインタビューに答える鵜沢(撮影・足立雅史)

<陸上:世界選手権>◇第5日◇17日◇東京・国立競技場◇男子200メートル予選6組



男子200メートル予選で鵜沢飛羽(とわ、22=JAL)が、20秒39で6組3着となり、2大会連続の準決勝進出を決めた。カーブを抜けた時点ではトップを快走。ゴール前で2選手にかわされたが、着順(3着以内)で予選を突破した。


決勝まで見据えてレース前に長めに走る「刺激走」をとりやめた。「(その影響で)スタートは力を使わないと前に行けなかったけど、集団の前にいられた。戦える位置にいる」。自己ベスト20秒11には届かなかったが、手応えはあった。


アニメ好きとして知られ、出走前に「NARUTO」の影分身のポーズで会場を沸かせた。大観衆の声援に「ほぼ泣きながら走っていた」。18日の準決勝では03年銅メダルの末続、17年7位のサニブラウンに続く日本人3人目の決勝進出を目指す。「自分の走りをして、自己ベストを出せれば決勝にいけるはず」。自分の力を信じていた。【首藤正徳】

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