
ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)が、所属事務所ADOR(アドア)との専属契約解除宣言から1年ぶりに、同事務所への復帰の意思を示した。韓国の多くのメディアが13日までに報じた。
メンバー5人は、全員がADOR復帰に向けての意見をまとめたという。昨年専属契約の解約を主張し独自活動を宣言してから約1年ぶりとなる。
メンバー5人のうち、まずはHAERIN(ヘリン)とHYEIN(ヘイン)が復帰の意思を固めたとの報道が出た。直後にMINJI(ミンジ)とDANIELLE(ダニエル)、HANNI(ハニ)の残りメンバー3人も「慎重に相談した結果、ADORに復帰することに決めた」と、復帰意思を明らかにした。
韓国メディアのスポTVニュースは13日、ADORの立場について「事務所は『真意を確認中』と立場を明らかにした」と報じた。韓国日報も「ADORは、3人のメンバーの復帰と関連し、最終調整中だという」と伝えている。
3人の復帰発表が微妙にずれたことに対し、3人は「1人のメンバーが現在、南極にいて伝達が遅れたが、ADOR側の返信がなく、やむを得ず別途に立場を知らせることになった。これからも真心を尽くした音楽と舞台でうかがいます」とコメントを出した。
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NewJeansの5人は昨年11月、ADORとの信頼破綻を理由に専属契約の解約を宣言した後、独自の歩みを続けてきた。ADORの合意提案を拒否し、新しい活動名まで公開したが、3月にADORがNewJeans5人を相手に提起した「企画会社の地位保全および広告契約締結など禁止仮処分申請」に対して裁判所が決定を出し、独自活動にブレーキがかかり、活動暫定中断を宣言していた。
先月30日に韓国の裁判所は、ADORがメンバー5人を相手に提起した「専属契約有効確認訴訟」に対して1審勝訴判決をくだしている。当時、裁判所の判決以後、NewJeansのメンバーらは「ADORへの復帰は不可能であり、控訴を提起する」という意を明らかにした。ADORは「正規アルバム発売などの活動のための準備を終えて待っている。アーティストとの議論を通じてファンのみなさんのそばに帰れるよう最善の努力を尽くす」とコメントし、NewJeansメンバーの復帰を待つという立場を再度強調していた。
結局、12日午後、ADORは「HAERINとHYEINはがADORは家族とともに熟考し、ADORと十分な議論を経た末に裁判所の判決を尊重し、専属契約を遵守するという決定を出した」とし「ADORはHAERINとHYEINが円滑な芸能活動を継続できるよう最善を尽くす」と発表した。
その約2時間後、残りの3人のメンバーもADORへの復帰意思を明らかにし、5人そろった完全体での復活の道が開けた。
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