
プロテイン製品の原材料が世界的に高騰し続けています。あまりの値上がりに、ジムではトレーニーたちが悲鳴を上げています。
「鶏むね肉の方が安い」トレーニーの“相棒”プロテインが高騰昼下がりのトレーニングジムでは、平日にもかかわらず多くの人が筋トレに励みます。彼らにとって欠かせないのが「プロテイン」。
プロレスラー
「プロテインは大事。摂らないことはない、トレーニングしてる人は皆」
Q.プロテインはいつも飲んでいる?必需品?
パーソナルトレーナー
「めちゃくちゃ飲みます。絶対必要ですね」
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パーソナルトレーナーを務める男性は、1時間半のトレーニングを終えると、プロテイン飲料を1杯。
パーソナルトレーナー
「染み渡る。1時間半のご褒美です、これは」
ただ、そんなトレーニーの“相棒”にも値上げの波が押し寄せています。
主な原料である牛乳由来のホエイの価格高騰を背景に、代表的なメーカーの一つ明治では2025年6月、主力商品「ザバス」の一部を最大約3割値上げ。9月からは内容量を一部で1割から2割ほど減らしています。
プロレスラー
「(1袋)4000円くらいで買えていたイメージ、10年前とか。今6000円くらいするので、そう考えるとめっちゃ高くなってる」
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キックボクサー
「プロテインが無くなって、次買うのに悩む。『うわ高いどうしよう』って」
パーソナルトレーナー
「昔だったら一杯100円しなかったかも。今だとむね肉を買う方が正直安い」
プロテインなど、タンパク質補給食品の国内市場規模は3000億円を超える見込みで、10年前と比べ約3倍に増加しています。
なぜ価格が高騰しているのか。その理由は、筋トレ目的だけではありません。
プロテインや健康食品などを取り扱う会社の社長はこう指摘します。
アルプロン 坂本雅俊 社長
「GLP-1という“痩せ薬”、それが爆発的にアメリカの人たちが使うようになって」
アメリカでは、マンジャロなどの糖尿病治療薬GLP-1を減量目的で使う人が増えているといいます。
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アルプロン 坂本社長
「ただ食べない・食欲が減退するっていうことだと危険なので、ドクターの方々とかがプロテインを勧められるようになって。アメリカの方で爆発的な需要があって、日本に回ってこなくなった」
また、国内のプロテイン市場は原料の9割以上を輸入に頼っているため、円安も高騰の要因になっています。
「アルプロン」のプロテインも2年で約3000円値上げしましたが、事態は価格の上昇だけでは収まりません。
アルプロン 坂本社長
「去年の9月に衝撃的だったのが、100トンのオーダーを出したのに1トンも出せないということで、原価が上がるどころかもう出てこない。正直、苦しいです」
体を作る“相棒”の価格高騰にトレーニーは…
パーソナルトレーナー
「プロテインがないとなくなっちゃうんでこれ(大胸筋)。ほぼプロテインでできている。安くないと困ります」
