阪神、集中打でリーグ連覇へ望みつなぐ 得点圏打率トップ4人が阪神勢、館山氏「並んでいるのは怖い」

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2024年08月26日 07:14  ベースボールキング

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阪神・森下翔太 (C)Kyodo News
◆ 森下の魅力は「常に積極性があって強く引っ張れる」

 阪神は広島の反撃を凌ぎ7−5で勝利。今回の3連戦を2勝1敗で勝ち越し、首位・広島とのゲーム差を「4」に縮めた。

 阪神打線は2点を追う3回、二死から1番・近本光司の二塁内野安打、2番・中野拓夢の中前打でチャンスを作ると、3番・森下翔太が12号3ランを左翼席へ運び逆転。さらに、4番・佐藤輝明の遊撃内野安打と相手のバッテリーミスで二死二塁とし、5番・大山悠輔の左前適時打で4点目を奪った。

 4回は二死三塁で近本が中前適時打を放ち5点目。7回は二死満塁で大山が3打点目となる左前2点適時打を放ち7−2とリードを広げた。

 先発の大竹耕太郎は初回に2点を失ったものの、2回以降は危なげなくゼロを重ね6回5安打2失点の好投。継投に入った7回に3点を失ったものの、2点リードの9回は岩崎優が20セーブ目(3勝4敗)で締め、大竹は8勝目(7敗)を手にした。

 敵地で首位の広島に勝ち越し、球団初のリーグ連覇に望みをつないだ阪神。この日は攻撃陣がすべて二死から得点を重ね、25日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した館山昌平氏は、現状の阪神打線について「得点圏打率の良さ。(セ・リーグの得点圏打率ランキング)上位を独占している。今日も得点圏は7打数4安打で7打点。しかも(上位に)並んでいるのは怖い」と分析した。

 中でも逆転3ランを放った森下の活躍を取り上げ、「思い切りがあって一発もある。走塁ミスや守備でうまくいかないこともあるが、それを上回るバッティングの良さがあるのでピッチャーとしては気が抜けないと思う」と投手目線で警戒。この意見に坂口智隆氏も同調し、「常に積極性があって、強く引っ張れるのが彼の魅力。チャンスでもそのままのスタイルで積極的に行く」と若き背番号1の魅力を力説した。

【セ・リーグ:得点圏打率ランキング】※8月25日時点

1位:大山悠輔(阪神).347
2位:森下翔太(阪神).343
3位:佐藤輝明(阪神).337
4位:近本光司(阪神).333


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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