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米MakeMusicは8月26日、楽譜作成ソフト「finale」(フィナーレ)の開発終了を発表した。新規購入、アップデート、アップグレードの提供は同日に停止。2025年8月以降は新しいデバイスで利用を始められなくし、サポートも終了する。インストール済みのデバイスでは引き続き動作するという。
finaleは五線に音符を入力したり楽譜を再生したりできるソフトウェア。シンセサイザーなどMIDI機器による入力や複数のファイル形式での出力も可能で、1989年のリリース以降、プロ・アマチュアを問わず使われてきた。
MakeMusicはfinaleを開発終了する理由として、OSの進化に合わせてコードが数百万行にまで膨れ上がったと説明。顧客に付加価値を提供するのが難しくなったとしている。
同社はfinaleの開発終了に伴い、ヤマハの子会社である独Steinbergとの提携を発表。Steinbergが提供する楽譜作成ソフト「Dorico Pro」を割引価格で購入できるようにし、finaleからの移行に関するQ&Aも設けた。
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今回の発表を受け、Xユーザーからは「フィナーレのフィナーレとか言ってる場合じゃない」「これからどうすれば?」など驚きや不安の声が上がっている。
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