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国民民主党の玉木雄一郎代表(55)は11月11日、都内で会見を開き、『FLASH』が同日に報じた元グラビアアイドルとの“不倫お泊まりデート”の記事について「おおむね事実だ」と認め、謝罪した。
記事によると、国民民主党が改選前の4倍となる28議席を獲得して大躍進した衆議院議員総選挙の投開票日から3日後の10月30日深夜、玉木氏は東京都内のワインバーで女性と密会していたという。また、今年7月にも玉木氏は女性と同じホテルに宿泊していたという。
玉木氏は会見で「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。議員辞職については「お許しいただけるのであれば、議員としては、しっかり仕事で返していきたい」と否定した。
妻からも強く叱責を受けたという玉木氏は「家族を持つ父として、夫として、許されない行動であることは間違いありませんので、一生かけて、家族には謝り続けていきたいと思います」と陳謝した。また、妻子のある身で他の女性に惹かれたのは「ひとえに私の心の弱さだと思います」と述べていた。
さらに、選挙直後の大事な時期に密会していたことについては「正直、ご指摘いただいたように(躍進で)浮かれた部分があったと思う。それは本当に反省をしなければいけませんし、戒めていかなければならないなと思っています。冷静さを失った行動だった」と反省を口にした。
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■「性的行動をチェックする国民民主党の修正案を取り入れてもらいたい」
自身の不倫について「心の弱さ」「浮かれていた」「冷静を失った行動」と振り返った玉木氏だが、ここにきて過去に玉木氏が主張してきた“法案”が注目を集めている。
玉木氏は今年3月に自身のXで、岸田内閣のセキュリティ・クリアランス法案について《今朝、国民民主党の政調会議で、セキュリティ・クリアランス法案に修正について議論。法案には調査事項として明示されていない「ハニートラップ」に関して、「性的行動についての節度に関する事項」を盛り込むことを決定》と投稿していた。
セキュリティ・クリアランス制度とは、政府が保有する安全保障上重要な情報として指定された情報にアクセスする必要がある者に対して、政府による調査を実施して信頼性を確認した上でアクセスを認める制度。玉木氏は、この調査項目にハニートラップを防ぐために“異性交友関係(性的行動)”についてのチェックも追加すべきだと主張していたのだ。
また、行政機関の長や大臣、副大臣、政務官などがこれらの信頼性調査の除外対象になることについても、《あわせて、大臣をはじめとした政務三役が適性評価の適用除外となっている点についても議論したが、法制局によると憲法68条の総理の閣僚任命権との関係で難しいとのこと。最後まで議論を重ね、なんとかしたい》と述べていた。
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さらに4月に“パパ活不倫”が報じられ、議員を辞職した宮澤博行元防衛副大臣(49)のケースについてもXで持論を展開。《宮澤博行氏のケースは、政務三役にもセキュリティクリアランスが必要なことを示している。週刊誌で報じられた事案は、防衛副大臣就任以前の話であり、現在の仕組みではチェックから漏れていたわけだから、新たなシステムが必要だ》と指摘し、《性的行動をチェックする国民民主党の修正案を取り入れてもらいたい》と、改めて責任ある立場の政治家の“性的行動のチェック”の必要性を説いていた。
この修正案は国会で否決されたものの、今回、週刊誌によって異性交友関係をチェックされてしまった玉木氏。支持者の中には、玉木氏の要職就任を期待していた人もいるだろう。玉木氏の矛盾とも取れる行動に、落胆を隠せない人も多く、Xでは批判の声が上がっている。
《おもいっきりブーメランやんか玉木君》
《というか3月にこういう投稿しておいて自身が7月にホテル密会というのは……。「セキュリティ・クリアランス」とはなんだったのか》
《「性的行動をチェックする国民民主党」の代表が女性問題をおこしたんですか》
《「性的行動をチェックする国民民主党の修正案」なるものを玉木さん出してたんやな… まさにブーメラン こんなに言ってることとやってることの違うことある? 票を入れてくれた人を欺いてるよ?》
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