<親のゴネ>娘がお友達に誘われたクリスマス会。ママ友に「わが子も誘って」と頼まれたら?

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2024年12月01日 09:30  ママスタセレクト

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子どもが幼いうちの遊び仲間は、ほぼ親次第といえます。親同士の仲がよければ一緒に遊ぶようになるのは必然です。園で仲よくしているお友達がいるなら親同士が連絡を取り合い、そこから親子ぐるみの関係性が生まれることもあります。
シャイでお友達の輪に入るのが苦手な子を、ママがフォローしてあげる場合もあるでしょう。とはいえ親がわが子の友達づきあいをサポートするのは、せいぜい小学校低学年くらいまでかもしれません。

子どもたち主体で開くパーティ。それを知ったママ友が……



ママスタコミュニティにあがったトピックです。小学4年生の女の子たち数人でやることにした、クリスマス会。それを知ったママ友から、「うちの子も誘って」と投稿者さんにお願いがあったといいます。
『わが子も他メンバーもその子を知ってはいますが、仲がいいわけではなさそうです。子どもたちで決めたことなので、親が介入するのもおかしな気がして。ママ友の圧が強く、悩んでいます』
仲よしのお友達からクリスマス会に誘われた、投稿者の娘さん。子どもたち主体で立てた計画で、親は関与していないそうです。本来ならママ友さんの耳に入ることはなかったのでしょうが「親子で遊ぼう」と誘われたのが、たまたま同日。「娘は約束があるみたいだから」と断ったことから、ママ友さんも知るところになったそう。「どんな約束かを聞かれたので、正直に話しました。あとから耳に入るのも気まずいので」といいます。

娘さんだって、誘われた側。勝手にゲストを呼べるわけがない


ママ友さんにはお気の毒ですが、トピックに届いたコメントはすべて「誘えるわけがない」という意見でした。
『「うちも◯◯ちゃんに誘われた立場だから、◯◯ちゃんに聞いてみてくれる?」って、言うかな』
投稿者の娘さんも、もともとは誘われた側のゲスト。会場はおそらく発案した子のお宅と思われます。自宅に招くのに無理のない人数で計画しているはずですから、ゲストがさらなるゲストを誘っては迷惑になるでしょう。ママ友のお子さんがどうしても参加したいなら、直接ホスト側に交渉するのが道理です。直接の面識がないので投稿者さんに頼んできたのでしょうが、仲がいいわけではないお友達の家にわが子がお邪魔することに抵抗はないのでしょうか。
投稿者の娘さんはおとなしい性格で、自分から「この子も入れてあげて」などお友達の関係を取り持つのは苦手だそう。よほどの仲よしで「どうしても一緒でなければ、嫌!」というお友達ならまだしも、そうではない子のために行動するのは負担が大きすぎるように思えます。
『私が小学生のときもあった。仲よしグループで誕生日会をするときに、誘われなかった子の親がゴネて他の子の親に取り持つように無理強いしたことが』
いつの時代でも似たようなことはあるようです。このときはゴネた親御さんが「私の子も誘うように、あなたから子どもに言って聞かせて」「主催の子のママに頼んで」など圧をかけ、次第に”誘わないほうが悪人”のように振る舞うようになったとか。誘われていないわが子をかわいそうに思い、そこから被害者意識が生まれたようです。とくにわが子が友達作りが苦手だった場合は、どうにか輪に入れてほしいと頑張りすぎてしまうのかもしれません。
『そのママ友の子も、本当に行きたいと思っているのかな? 小4なら「そんなに仲よくない子たちとパーティーしても」と考えそう』
小学4年生ともなればしっかり自意識のある年頃です。当のお子さんはどう考えているのでしょう。仲よしグループのなかにひとりだけ違う子が入れば、どうしたって疎外感を覚えそうです。迎える仲よしグループもあからさまな仲間外れにはしないでしょうが、内心では「あの子がいないほうが、もっと楽しいのに」などと考えてしまいそうです。

子どもには子どもの世界がある。親の口出しは無用!


『そういう親っているよね。子どもに「私も入れて」と言うように指示している親もいたよ』
お友達の輪にわが子も入れてもらおうと、ママたちも必死です。このコメントに対して「子ども自身が入りたいなら、親が『入れてと言ってごらん』とアドバイスするのは、おかしくない」という声もあったのですが、たしかにそうですよね。子どもではなく、親の意志のほうが強いように感じます。そしてこのやり方が通用するのは、まだ子どもが幼いうちだけです。
『4年生にもなって? 子どもの人間関係に親が入るなんて、過保護すぎる。幼稚園児じゃないんだから』
一定の年齢になった子ども同士の世界に親が介入しようとすることに、拒否感を示すママも少なくありません。「子どもには子どもの人間関係がある」というコメントも。
『親として誘ってもらえないのはしんどいけど、誰でも通る道。うちだって入れてもらえないことはあった』
人気者になってたくさんのお友達から誘ってほしい。誘ってもらえないのは寂しい。そう考えるのは誰だって同じですし、多感な子どもであればとりわけでしょう。しかし、現実はそうではない。誘ってもらえるときもあれば、誘ってもらえないときだってあります。子どもが自分たち主体で行動しはじめたこの年頃のうちに、現実を体験しておくのは大切ではないでしょうか。
こうしたママたちのやり取りを見て、こんなコメントもあがりました。
『私も似たようなこと、していたわ。本気で「入れて」と思っていたわけじゃなかったけど、悩ませちゃっていたのかも。気をつけよう』
軽い気持ちで似たようなことをしていた方もいました。頼まれた側の負担が大きいのは、想像すればわかりますね。本気で参加させたいなら、主催側に直接頼むほうがスムーズです。
『そういう会をやりたかったら、主催側になればいいんだよ』
親の手間はぐんと増えますが誰を呼ぶか誰を呼ばないかも、主催側になれば自由に決めることができます。
みなさんからの声を受け、悩んでいた投稿者さんもその後に「きっぱりと断った」と報告をくれました。次回は投稿者さんとママ友さん、ふたりで何かの計画を立ててみるのも楽しそうですよ。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・めい

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  • んで、どっちに転んでも(誘われなくても行って気まずくても)虐めだぁ〜と親が吠えるんですな、ますます人間関係にヒビ入るパターン
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