巨人の岡本和真(28)が3日、都内の球団事務所で契約更改を行い、単年契約となる1億2000万円アップの5億4000万円(推定)でサインした。
岡本は今季全143試合4番で出場し打率.280、83打点、27本塁打をマーク。一塁手として10年目で初となるベストナイン(三塁手で1回)、三井ゴールデン・グラブ賞(三塁手で過去2回受賞)も受賞した。
会見冒頭、岡本は契約について「1億の24年契約をさせていただきました」と話し笑いを誘った。その後も契約に対する要望を問われると「(契約を)10年にしといた方がいいんじゃないですか」と冗談を飛ばした。
巨人の主将に就任して2年目、4年ぶり39度目(1リーグ時代を含めると48度目)のリーグ優勝に輝いた岡本は「監督が変わって新チームになる年に優勝したいと思ってやってきた、優勝することができて本当に良かったなと思いますしでもクライマックスで負けてしまったんでそこは来年やり返したい」と今季を振り返った。
今オフは「体をケアしながらもう一度怪我しない体作りを目指して食生活から見直してやっていきたい」と話す岡本。2年連続リーグ優勝、そして日本一へ向け岡本は「1年間怪我しないようにして、全試合出たいですし数字としてもキャリアハイを目指して頑張りたい。チームとして連覇、日本一に貢献できるように準備していきたい」と来季を見据えた。
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メジャー挑戦については「昔から憧れていた場所でもあるし、目標にしている場所でもあるので毎年毎年、上を目指してやっている」と明かすも「24年契約しているので、それは叶わない」と再び冗談でかわした。