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<カーリング日本選手権:ロコ・ソラーレ12−4フィロシーク青森>◇7日◇横浜BUNTAI◇女子◇2次リーグ
女子で18年平昌銅、22年北京銀と五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが6連勝を飾った。
2次リーグ(L)最終戦でフィロシーク青森に快勝した。1次Lの結果を持ち越して4勝1敗。同時刻で対戦したフォルティウスが北海道銀行との直接対決を6−5で制し3チームが4勝1敗で並んだ。順位は勝敗数、直接対決の結果、ドローショットチャレンジ(DSC)の順で決まるが、直接対決の結果も1勝1敗ずつの“三つどもえ”。DSCで順位を決定することになった。暫定数値ではフォルティウスが18・1を記録し1位で決勝へ直行。北海道銀行が26・4で2位、ロコ・ソラーレが27・5で3位となり、勝者が決勝に進出する。
初回からビッグエンドを重ねた。第1エンド(E)に3点を獲得し、第3Eにも4点を加点。第5Eにスチールを許したが、第6Eで3点を奪い突き放した。
前日、五輪代表候補決定戦行きを決めたフォルティウス戦は、スキップ藤沢五月(33)がスーパーショットを連発した。この日はリード吉田夕梨花、セカンド鈴木夕湖、サード吉田知那美が好投。藤沢が投げる前にハウス(円)に石を多くため、大量得点に導いた。
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五輪への道をつなぐため、今大会の最低条件だった3位以内は達成。この先は2年ぶりの優勝を目指す。頂点に立てば、日本女子としての五輪出場権をかける3月の世界選手権に進める。3度目五輪の道を自ら切り開くため、決勝Tでもロコらしいカーリングを披露する。
◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 9月に北海道・稚内で代表候補決定戦が行われる。昨年の日本選手権で優勝したSC軽井沢クラブと、世界ランク最上位で今大会3位以内が確定したロコ・ソラーレの進出が決まった。ロコが今大会を制覇すれば一騎打ち、フォルティウスか北海道銀行が優勝した場合は3チームで争う。
◆26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場権獲得条件 出場枠は10。24、25年の世界選手権のポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)に出場権が与えられる。24年はSC軽井沢クラブが出場し11位で3ポイントを獲得。今大会優勝チームが出場する世界選手権(3月、韓国)では好成績が求められる。逃した場合は、12月開催予定の五輪最終予選で残り2枠を争う。
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