
「『初潮が来たら赤飯でお祝い』の風習は滅んでいいと思う」
男性上司「セで始まってスで終わるものなーんだ?」 バイト仲間女性の模範解答に「カッコ良すぎるだろ」
女性が初潮を迎えた時に赤飯で祝う風習。子孫繁栄を願う思いが込められ、女の子が「赤ちゃんが産めるようになった」と大人に成長したことを赤飯を炊いて祝うのですが…そんな風習に対して、「待った」をかけた投稿がX(旧Twitter)で話題になりました。
投稿したのは、二児の母で18.2万人のフォロワーがいる杏さん(@apricot_candy_a)。Xで女の子の初潮を祝うことを冷やかすような親の投稿を目にしたため、それに対して思わず反論したといいます。
母親「子どもの体の変化を冷やかす親は害悪」
「多感な年頃に食卓で晒し者って、シンプルに気持ち悪い。自分のときにされたかったとも、娘にしてあげたいとも思わない。生理を含め、子どもの体の変化を冷やかす親は害悪にしかならない」
|
|
年頃の娘さんがいる杏さん。自身の時も含め、子どもの体の変化に冷やかすような親は「害悪」であることを訴えています。そして、杏さんの投稿にさまざままな意見のコメントが相次ぎました。
「私は母親だけに伝えたのに、後日兄弟含む家族そろった食卓で父親から『これで君もひとつ大人になったということで...』とか言われて、恥ずかしかったし、両親への不信感が一気に高まった。てゆか女子の初潮を祝うなら男子の精通も祝えばいいのに、なんで女だけなんや」
「私は初潮がすごく早かったです。まだ生理なんて知らなかった時に祖母に見つかりました。それで赤飯炊かれましたけど男家族に知られるのがすごく嫌で恥ずかしかった記憶が強く残ってます。子どもからしたら軽くトラウマになりかねませんよね」
「私はなくて寂しかった」「赤飯は嫌で、高級アイスを買ってもらった」
寄せられたコメントは、自分が初潮を迎えた時のことを振り返り「恥ずかしかった」との声などが多数。一方で、「お祝いだから赤飯を食べてもいいのでは?」といった赤飯を炊くことに好意的な意見も出ていました。
「昔は子孫繁栄が大事なことだし、ここまで成長したことを祝うものだったのでは?私はなくて寂しかったです…」
|
|
「娘には、そういう風習があるんだけどママは嫌だし赤飯あんまり好きじゃなかったから炊いてもらってない、どうしたい?赤飯食べたい?って本人に確認してから赤飯食べたいとの事だったので炊きました。本人が食べたいならそれでいいのでは?」
さらに、父親や男兄弟に気付かれないように赤飯の代わりに好きな物を食べてお祝いをした、されたことがあるとのエピソードをリプライした人も。
「うちはお赤飯ではなく、お祝いだから好きな物リクエストしていいよーって言われてケンタになりました パパとかに知られたくなかったら言わなくていいからね!って言われ、晩御飯がケンタだったのはママと私がケンタ食べたかったからってことになってました!」
「昔こどものころ本で読みました。赤飯炊くとまわりの男がその家にかぎつけてくる。と。コワすぎる。自分は赤飯は嫌で、高級アイスを買ってもらいました。兄が不思議がってた」
このほか、大人になって結婚してから考え方が変わったという声もありました。
|
|
「賛否両論ですよね…私の場合は、母親が生理を隠す人だったので、昔は絶対に父親に生理きたこと知られたくなかったし、生理=男に知られるのは恥ずかしいことと思って生きてきましたが、大人になって、夫と出会って、生理=知ってもらった方が良いことに考えが変わりました」
お子さんが初潮を迎えた時、赤飯を炊いてお祝いするか否か。今回の投稿やコメントを参考に行動されてくださいね。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)