限定公開( 4 )
明日17日にかけて、北海道や東北の太平洋側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる所がある見込みです。日本海側も含めて、大雪となる所があるでしょう。19日は、関東や東北南部の太平洋側を中心に荒れた天気となり、⼤荒れや⼤しけとなるおそれがあります。次の週末は気温が急上昇するでしょう。東京などから桜の便りが届きそうです。
●明日17日にかけて北日本の太平洋側で荒天
今日16日夜から明日17日にかけて、低気圧が、発達しながら三陸沖から千島近海に進む見込みです。17日には次第に西高東低の気圧配置になり、北日本の上空5500メートル付近には、マイナス30℃以下の強い寒気が流れ込むでしょう。
北海道や東北の太平洋側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる所がある見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒してください。日本海側も含めて、大雪となる所がある見込みです。大雪に警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。
17日は、広く冬の寒さでしょう。東京都心の最高気温は16℃の予想ですが、風が冷たく感じられそうです。
●19日も春の嵐
18日は、本州付近を気圧の谷が通過し、19日は低気圧が、発達しながら東日本の南岸付近から日本の東に進むでしょう。
18日から19日にかけて、九州から東北では、雨が降る時間があり、標高の高い所を中心に雪になる見込みです。雨雲や雪雲は発達しやすく、雷を伴って、降り方が強まることもあるでしょう。雹(ひょう)やあられが降ることもありそうです。
北海道には雪雲がかかるでしょう。
19日は、関東や東北南部の太平洋側を中心に、荒れた天気となり、低気圧の発達の程度などによっては⼤荒れや⼤しけとなるおそれがあります。
|
|
●次の週末は気温急上昇
20日(祝・春分の日)から、高気圧が中国華中から日本の南に張り出すでしょう。21日から23日にかけては、低気圧が、北海道の北を東進し、気温が上がる南高北低の気圧配置になる見込みです。
九州から関東を中心に日差しが届き、寒さは緩むでしょう。次の週末には九州から関東で最高気温が20℃を超える所があるなど、気温が急上昇します。日中は上着なしで過ごせそうです。22日、23日は、朝の冷え込みも弱いでしょう。北海道では、雨が降る日があり、次第に雪に変わりそうです。
日本気象協会は、12日に桜開花予想を発表しました。22日に東京、23日に鹿児島や高知で桜が開花する予想です。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 一般財団法人日本気象協会 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。