今日19日は関東・東北〜九州で風が強く雨・雪が強まる時間も　交通への影響に注意

今日19日(水)は関東・東北から九州で風が強く吹くでしょう。急に雨や雪が強まり、山沿いを中心に大雪となる所も。積雪や路面の凍結による交通障害、列車の遅延や高速道路の速度規制など交通機関への影響にご注意ください。局地的に雨雲や雷雲が発達するため、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。

●強い風・雨・雪に注意　交通に影響も

今日19日(水)は、発達する低気圧や上空の強い寒気の影響で、全国的に雨や雪、風が強く、荒れた天気となるでしょう。落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。

九州や中国、四国は午前中を中心に雨や雪が降るでしょう。強い風が吹き、ふぶきで見通しの悪くなる所もありそうです。中国地方など山地で積雪が増えています。日中は雪や風が弱まってきますが、引き続き積雪や路面の凍結による交通障害、強風による交通機関への影響などに注意が必要です。
近畿は昼過ぎにかけて局地的に雨雲や雷雲が発達するでしょう。急な強い雨や落雷、突風にお気をつけください。
東海は沿岸部を中心に晴れ間が広がるものの、夕方にかけては所々でにわか雨や雷雨がありそうです。
関東甲信は昼頃にかけて広い範囲で雨や雪が降るでしょう。山沿いの雪は次第に弱まるものの、雪による交通障害に注意してください。また、昼前後を中心に風が強まります。列車の遅延や高速道路の速度規制など、交通への影響に注意が必要です。
東北は太平洋側で雪や雨の降り方が強まり、大雪となるおそれがあります。また、夕方にかけて暴風の吹き荒れる所がありそうです。日本海側も所々で雪が降るでしょう。
北海道は晴れますが、北部や南西部は所々で雪が降りそうです。
沖縄は日の差す所もありますが、雲が広がりやすいでしょう。

●路面の凍結　特に注意すべき所は

雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

●冷たい風が吹き冬の寒さ　暖かい服装で

最高気温は、九州から関東、東北南部で昨日と同じくらいか、低くなる所が多いでしょう。
九州や中国、四国、近畿は10℃前後の予想で、特に冷たい風が吹き付ける日本海側では10℃に届かない所が多くなりそうです。
東海や関東は10℃から12℃くらい、甲信や北陸、東北南部は7℃前後と冬の寒さです。
風が強く、寒さに拍車をかけるでしょう。暖かい服装でお出かけください。
一方、東北北部と北海道は昨日より高くなる所が多く、この時期らしい気温になりそうです。
沖縄は昨日と同じくらいで16℃〜18℃くらいと真冬並みでしょう。