ダウンを「洗ったことがない」人の割合は?

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2025年03月21日 13:00  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ホワイトプラスは3月13日、ダウンのクリーニングにまつわるコンテンツを通してクリーニングの重要性を啓発する企画「春のダウン救出作戦」を特設サイトで公開した。


○春のダウン救出作戦とは



冬の間、ダウンを頻繁に着用する人が多い一方で、その後のクリーニング意識は低いのが現状である。2025年1月20日〜1月21日、全国の20歳〜39歳男女600人に実施した調査によると、週に5回以上ダウンを着用する人は約55%でありながら、ダウンを「洗ったことはない」と答えた人が27.9%、「あまり洗わない」と答えた人が34.6%と、合わせて62.5%がダウンを習慣的に洗わない"ダウン放置民"が多いことが判明した。



ダウンを洗わずに長期間放置すると、カビの発生や、ふっくら感がなくなり保温性の低下につながる可能性がある。しかし、クリーニングの必要性を理解していても、「まだ着るかもしれない」「クリーニングに出すタイミングが分からない」「つい後回しにしてしまう」といった理由から、ダウンを放置してしまう人が多いのが実情である。



この状況を受け、「冬が終わり、ダウンが必要なくなる"ダウン明け"のタイミングで、ダウンをクリーニングし、次の冬シーズンを気持ちよく迎えてもらいたい」という思いから、春のダウン救出作戦が公開された。



春のダウン救出作戦は、ダウンを放置してしまう人々が、楽しみながらダウンのクリーニングの重要性を学べる特設サイト。サイト内では、放置されたダウンを救出するための啓発活動を行い、ダウンをお得にクリーニングできるキャンペーンも実施している。サイトの公開期間は2025年3月13日から6月30日まで。

○ダウン放置民あるある



特設サイトでは、「次の冬まで、クローゼットにかけっぱなし」「汚れが目立たない黒ダウンを過信している」など、6つの「ダウン放置民あるある」を公開している。イラストは、「ゆるいイラストレーター」としてインスタグラムで5.1万人のフォロワーを持ち、あるあるイラストで人気のしまだなな氏が手掛けた。


○全国ダウン明け予想



「全国ダウン明け予想」では、ウェザーマップ所属の気象予報士であり、実家がクリーニング業を営む丸田絵里子氏の監修のもと、ダウンが必要なくなるタイミングを「ダウン明け」とし、全国のダウン明けを予想している。



2025年2月13日時点の予想では、北海道は4月下旬ごろ、東北は4月中旬ごろ、北陸は4月上旬となり、これらの地域では4月中にはダウンを片付けることができると見込まれる。関東、東海、中国、四国、九州北部、九州南部では3月下旬にダウン明けを迎えると予測されており、甲信や近畿も同様に3月下旬ごろが目安とされる。沖縄・奄美については、すでにダウン明けとなっている。


丸田氏は以下のように解説している。



「ダウンを脱ぐ1つの目安は、最低気温5℃を下回らなくなるころと言われます。『暑さ寒さも彼岸まで』というように、平年ではお彼岸のころに東日本を中心に最低気温5℃以下の最終日を迎えます。今年は、西日本から北日本の平均気温が3月は平年より高く、4月は平年並みか高い予想で、一気に春めいてきそうです。ただ、例年、春は気温のアップダウンが大きく、寒の戻りがあります。さらに今冬は、極端な天候をもたらすラニーニャ現象に近い状態が続きました。今後、次第に弱まる見込みですが、この影響が残るかもしれません。今年は、平年より早く春服を着る機会が増えて、ダウンの出番がグッと減りそうです。桜が開花するころにダウンを脱いでクリーニングに出すのがオススメです」


○放置ダウン クリーニング検証動画



長年放置されたダウンがクリーニングによってどのように変化するかを検証した動画を公開。制作にはクリーニング歴20年以上の、リネットお洗濯アドバイザー・クリーニング師の近藤高史氏が監修を行った。



黒色のダウンと青色のダウンの2種類を用い、クリーニング前後の見た目や厚みの変化を検証した。クリーニング実施後は、シミや汚れが綺麗に落ち色鮮やかな見た目となり、袖口付近も約2cmの厚みの復活が見られ、全体もよりふっくらとしたダウンとなった。


近藤氏は以下のようにアドバイスしている。



「皮脂汚れや雨による染み、食べこぼし汚れが残ったまま、洗わずにダウンを放置すると、カビが生えることもあります。またダウン内部に汚れや湿気が溜まると、空気を含みにくくなり、ふっくら感が失われて、ダウンを着ていても暖かさが感じにくくなることもあります。そのため、衣替えで長期保管する前にクリーニングに出すことをおすすめします。自宅で洗えるダウンもありますが、形崩れのリスクが高いため、クリーニングを選んだ方が安全です。また、クリーニングで撥水加工を施せば、雨水や汚れを弾き、ダウンを長持ちさせることができます」

○ダウンのクリーニング意識調査



2025年1月20日〜1月21日、20・30代の男女600名にダウンのクリーニングについての意識調査がインターネットで行われた。

○20・30代の6割以上が「ダウン放置民」



20代から30代男女の半数以上(55.8%)が、冬は週に5日以上ダウンを着用するも、27.9%が過去にダウンを「洗ったことがない」、34.6%がダウンを「あまり洗わない」と回答。合わせて6割以上(62.5%)がダウンを習慣的に洗わない、「ダウン放置民」であることが判明した。


○ダウンを洗わない理由



ダウンを洗ったことがない、あまり洗わないと回答した人に理由を聞いたところ、「ダウンは洗うことができないものだと思っていたから」(36.2%)、「ダウンは洗わなくていいと思っているから」(23.9%)、「衣類用除菌・消臭スプレーをかけているから」(20.3%)がTOP3という結果となり、そもそもダウンを洗うという選択肢がない人が多いことがわかった。


○クリーニングの意向



ダウンをクリーニングすることで、汚れが落ちるだけでなくダウン本来の保温力も回復することを、66%が「知らない」と回答している一方、その効果を認知した上でクリーニング利用意向を聞いたところ、8割以上(81.1%)「クリーニングに出したい」と回答した。(Yumi's life)

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  • ポリウレタンの、にせダウンだから 洗ってます。
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