
店員の何気ない一言に腹を立てたエピソードが寄せられている。都内に住む70代女性が、パリにある某有名ハイブランドの本店を訪れたときのことだ。
「あるバッグを買おうとしたら、日本人店員が『それだけで良いの?』『夕方に来たらもう品物ないのよね』とのたもうた」
煽るような日本人店員の態度に腹を立てた女性。「ムカッとしたので、買う予定のなかった財布も買いました。なんであんなに偉そうなのか、忘れられない思い出です」と心境をつづっている。(文:林加奈)
「『私はフランスに住んで長いんだよ!』と言って帰ればよかったと今でも悔やまれます」
フランスつながりでもう一人。別の70代女性は、フランス人男性と結婚して現在はフランス在住だ。日本に一時帰国したときにこんなことがあったという。
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「東京・銀座にあったセルフサービスコーヒーショップでの話です。カウンターでエスプレッソを注文したところ、女子店員から『濃縮されたコーヒーですが、よろしいですか?』と聞かれました。はいと答えたものの、私ってエスプレッソも知らない年寄りの田舎者に見えたのか??と……」
濃縮されたコーヒーが少量で提供されるエスプレッソは、「量が少ない」とクレームを言う客が少なからずいるのかもしれない。店員の質問は、そうしたリスクを回避するためだったと考えられるが、
「私が渡仏した頃に生まれただろうこの女子!カウンターに戻って『私はフランスに住んで長いんだよ!』と言って帰ればよかったと今でも悔やまれます」
と、最後まで怒り心頭でつづっていた。おそらく女性はフランスでエスプレッソを好んで飲んでいるのだろう。店側が失礼というほどではないが、色々な受け止め方をする人がいるため接客での言葉選びは難しいと感じる一件だ。
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