劇場版『からかい上手の高木さん』メインビジュアル(C)2022 山本崇一朗・小学館/劇場版からかい上手の高木さん製作委員会 5月22日は「サイクリングの日」です。
1964年の同日、財団法人日本サイクリング協会が設立されたことに由来しています。
私たちにとって身近な移動手段である自転車は、アニメやゲームのキャラクターたちもよく愛用しています。通学や通勤に利用していたり、ロードレース大会で優勝を目指したり、旅の相棒として日々を共にしていたり……。ときには自転車で逃走劇を繰り広げるなど、物語を盛り上げる役割を果たすこともあります。
そこでアニメ!アニメ!では「“自転車”キャラといえば?」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。5月13日から5月17日までのアンケート期間中に89人から回答を得ました。
男女比はほぼ同数。年齢層は19歳以下が約30パーセント、30代と40代がそれぞれ約25パーセントでした。
■通学、部活、バトル… あらゆる場面で自転車が大活躍!
第1位
1位は『弱虫ペダル』の小野田坂道。支持率は約9パーセントで、前回に続いてトップとなりました。
本作の主人公・小野田坂道は高校で自転車競技に出会い、脅威の新人として頭角を現していきます。最初はアニメ研究部を作ろうとしていた坂道が、自転車の魅力に少しずつのめり込んでいく様子や、学校の急坂をママチャリで軽々と駆け上がる姿が印象的です。日常の延長線上から、ロードレースという過酷な世界に足を踏み入れる展開に、多くの読者が共感しました。
なお同率11位には同作から手嶋純太もランクイン。上級生の引退後に次期キャプテンを任され、自らを凡人だと認めながらもチームを支え続ける姿勢に心を打たれたファンから票を集めました。
第2位
2位は『からかい上手の高木さん』の高木さんと『ワンパンマン』の無免ライダーが同票。支持率は約7パーセントでした。
『からかい上手の高木さん』の高木さんは、隣の席の西片にクスッと笑える“からかい”をしかけてくる中学生。自転車通学をしていて、とくに自転車を押しながら西片と歩いて帰る下校のシーンは、心温まる時間が流れています。さらにEDテーマではJUDY AND MARYの「自転車」をカバーしたことも話題に。高木さんのイメージとリンクする選曲だったという声も届いています。
『ワンパンマン』の無免ライダーは、ランクC級1位のヒーロー。主人公のサイタマのように驚異的なパワーこそありませんが、市民を守ろうとする意志の強さは本物です。「“勝てる勝てないじゃなく、ここで俺はお前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!”というセリフに彼のすべてが表れています。自分が弱いことがわかっていても勇敢に立ち向かうヒーローらしい姿に惚れた」と、多くの読者に感動を与えました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『ワールドトリガー』空閑遊真には「TVアニメ6話で自転車の練習中に雨取千佳と出会う場面が好き。そのまま練習に付き合ってもらいますが、途中で川に落ちてしまう展開に笑いました」。
『ろんぐらいだぁす!』倉田亜美には「運動音痴の主人公が折り畳み自転車に一目惚れし、気づけば仲間たちと何百キロもあるサイクリングロードを走れるように。自転車をポンタ君と名づけたのも可愛かった」。
『ハイキュー!!』日向翔陽には「雨の日も風の日も雪の日も、ママチャリで一山越えての通学。第4期1話では悔しいことがあった夜の坂道、白い息を吐きながら自転車をこぐ日向の姿に胸が締めつけられ、より応援したくなりました」。
『ゆるキャン△』各務原なでしこには「第1話では、自宅から本栖湖まで、距離37km・高低差770mの道のりを自転車で完走。同じ原作者の『mono』3話で“ヘンタイ通り越してサイボーグ”と言われるほどのど根性です」と、さまざまなタイトルに投票がありました。
今回のアンケートでは、本格的に自転車競技に取り組むキャラクターはもちろん、日常の移動手段として使っているキャラクターも複数ランクイン。自転車が生活の足として親しまれていることがよくわかる結果となりました。
■ランキングトップ5
[“自転車”キャラといえば? 2025年版]
1位 小野田坂道 『弱虫ペダル』
2位 高木さん 『からかい上手の高木さん』
2位 無免ライダー 『ワンパンマン』
4位 各務原なでしこ 『ゆるキャン△』
5位 倉田亜美 『ろんぐらいだぁす!』
5位 日向翔陽 『ハイキュー!!』
5位 両津勘吉 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
(回答期間:2025年5月13日〜5月17日)
■全体ランキング
[“自転車”キャラといえば? 2025年版]
1位 小野田坂道 『弱虫ペダル』
2位 高木さん 『からかい上手の高木さん』
2位 無免ライダー 『ワンパンマン』
4位 各務原なでしこ 『ゆるキャン△』
5位 倉田亜美 『ろんぐらいだぁす!』
5位 日向翔陽 『ハイキュー!!』
5位 両津勘吉 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
8位 クザン 『ワンピース』
8位 野原みさえ 『クレヨンしんちゃん』
8位 日暮かごめ 『犬夜叉』
11位 キョン 『涼宮ハルヒの憂鬱』
11位 空閑遊真 『ワールドトリガー』
11位 サトシ 『ポケットモンスター』
11位 白銀御行 『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
11位 手嶋純太 『弱虫ペダル』
11位 ペーパーボーイ 『ペーパーボーイ』
(回答期間:2025年5月13日〜5月17日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。