西武・今井達也 (C) Kyodo News◆ 2安打完封の快投に笘篠氏「内角に厳しい直球もあれば、スライダーは当てられない」と感嘆
西武・今井達也が17日、DeNA戦に先発登板。9回123球・2安打17奪三振無四球無失点の快投で6勝目を挙げた。
球団新記録の17奪三振で今季初完封となった今井に対し、17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した坂口智隆氏は「本当にすごかった。最初は少し重たい感じかなという印象さえあったくらいだが、やはり走者を出したりピンチを背負ったりした時のギアの入れ方が素晴らしい」と語り「空振りや三振を取りにいって取れた。バッテリーが配球を考えているが、今井がどの球で空振りを取って、どの球でファールを打たせてカウントを進めていくかというのも自分で操っているように思えた」と評価した。
笘篠賢治氏はこの日の投球内容について「直球は浮き上がって見える。左の内角の膝元のスライダーも絶品。特に右打者は、今井の踏み込みが内角の自分の胸元の方に向かってきているように見える。内角に厳しい直球もあれば、スライダーはなかなか当てられない」と分析すると、真中満氏は「直球系が良い所にシュートしてくるので、右打者からすると結構残る。それを上手く使いながらスライダーを生かして、手の付けられない投球だった」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』