ママスタ子どもの頃の環境は大人になっても大きな影響を与えるものかもしれません。とくに家事をしている母親の姿を見ていると、子どもは母親に似てくる場合も。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問がありました。
『毎日のようにきちんと料理をする人は、母親もそうだった。面倒くさいと言っている人は親もやらなかった。そうじゃない?』
母親になった今、家族のために料理をしている人は、その人の母親も同じように料理をする人だった。逆に、料理を面倒と感じている人の場合は、母親も同じような口癖があった。投稿者さんは、子どもの行動や口癖は母親に似ると考えています。家庭環境によって子どもの性格は変わるのかもしれませんが、ほかのママたちはどう考えるのでしょうか。
あながち間違っていないと思う
面倒くさがる人の親も面倒くさがりや
『そう思います。子は親の鏡というのはあながち間違いじゃないと思った。面倒くさいという言葉を言う人は親もそう』
『それはあるんじゃない。親が料理をしないから、惣菜や菓子パン、インスタント食品ばかりで育つと、そもそも食の重要度が低くなるよ』
母親が料理をするのを面倒くさいと思って口にしていると、それを聞いた子どもも料理は面倒なことと思ってしまうでしょう。実際に母親が料理をしないでお惣菜やインスタント食品などばかりを食卓に並べていると、食べることの大切さを見失うこともあるかもしれません。お惣菜やインスタント食品も美味しいものばかりですが、家族が作ったものではないですから、美味しくいただこうという気持ちが薄れてしまうこともあるのではないでしょうか。
母親が料理好きなら子どもも同じようになる
『一概には言えないけれど、私の場合はそうかも。料理が上手か下手かは置いておいてね。私の母親は外食をせずにマメに料理を作ってくれていた。だから私もサッと作ってしまうほうかな』
『うちの母親がちゃんとやる人で、朝ごはんからしっかり作る人だった。基本おかず3品。親の背中を見て育つからかね。私もそれが普通の感覚になっている。苦ではなく作れる』
母親が料理をするのを見ていれば、ご飯は手作りをするものだと考えるようになるのでしょう。料理の腕には違いはありますが、料理好きの母親を持つ人は、自分でも料理をするそうです。作るおかずの数も母親と同じようになるなど、影響を受けていることがわかります。
母親と子どもは逆になるかも
母親がなんでもしてくれたから、子どもはしなくなった
『ウチの母親は料理はもちろん家事全般が得意で何でもしてくれた。だから私という何もできない自堕落な人間が出来上がったよ』
『母親が毎日料理をしてくれていたけれど、私はやらないよ。手抜き中の手抜きで、なんならどれだけ楽ができるか常に考えているよ』
母親が料理上手、しかも家事もこなせるような人の場合、子どもは母親がしてくれるからと言って、自分では何もしなくなるようです。子どもの頃からそういう生活をしていれば、自分でやろうという気持ちも弱くなり、むしろいかに楽をするかを考えるようになるのかもしれませんね。
母親がしないから、自分でするしかない
『料理上手な知人は、母親があまり料理が得意じゃなかったから、食べたいものは自分で作るしかなかったらしい。結果、料理が得意になったからよかったと言っていた』
母親があまり料理をしないと、子どもは自分が食べたいものを作ってもらえないこともあるでしょう。そのため自分で料理ができる年齢になれば、食べたいものを自分で作るようになるケースも。母親には頼れないと思うからこそ、自分でやろうと思えて、結果的に料理好きになっているようです。
母親の影響というよりは性格の違いかもしれない
『母は料理が苦手。私は料理が好きだからちゃんと作る。面倒かどうかより、料理は好きか嫌いかもあるんじゃないかな?』
『母親は手のこんだ料理はしなかったけれど、姉は料理好きでほぼ何でも手作り。パンもスイーツも暇があれば作る。私は、好きではない。人それぞれだよ』
『関係ないない。私は料理苦手で面倒くさがるけれど、同じように育てられた妹はめちゃくちゃ料理好きで上手だもん。個人の性格とか素質だよ』
子どもの頃に母親の影響を受けるのは事実でしょうが、それ以上にその人の性格も大きく関係してくるのかもしれません。母親が料理をしなくても自分は料理をする人もいますし、その逆もしかりです。また同じ環境で育った姉妹でも料理に対する考え方は異なります。母親の影響もありますが、その人の料理への関心や得意不得意などのほうが関係してくるのかもしれませんね。
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料理をほめられたことがない人に捧げる 松尾シェフのレシピ帖 [ 松尾 幸造 ]
文・こもも 編集・みやび イラスト・よし田
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