東海と関東は断続的に激しい雨や雷雨 滝のような雨の所も 大雨災害に警戒

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2025年07月15日 10:24  日本気象協会

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日本気象協会

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今日15日(火)は、早朝から東海や関東の所々で激しい雨が降っていて、滝のような雨の降った所もありました。東海では、昼前にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、関東も局地的に大雨となりそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

東海と関東で激しい雨 滝のような雨も

今日15日(火)は、日本海の低気圧に向かう暖かく湿った空気と、太平洋高気圧のふちを回る暖かい湿った空気が流れ込む、東海や関東周辺に活発な雨雲がかかり続けています。

午前9時半までの最大1時間降水量は、静岡県富士市で69.5ミリ(〜06:56)、愛知県田原市で61.0ミリ(〜00:50)と、局地的に滝のような雨が降りました。また、静岡県静岡市葵区井川で43.5ミリ(02:18)、愛知県岡崎市で34.5ミリ(〜01:14)など、東海を中心に、所々で激しい雨が降っています。

関東でも、千葉県や埼玉県など、局地的に雨や雷雨で、午前9時半までの最大1時間降水量は、千葉県銚子市で27.0ミリ(〜09:05)、埼玉県所沢市で21.0ミリ(〜08:50)、東京都八王子市で19.5ミリ(〜09:25)などとなっています。
(*数値はいずれも速報値)

午前9時半現在、岐阜県と神奈川県に大雨警報、静岡県と山梨県に大雨と洪水警報が発表されている地域があります。

大雨の時に危険な場所

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東海では、今日15日(火)昼前にかけて、局地的に滝のような雨が降って、線状降水帯が発生する恐れがあり、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。関東でも、今夜にかけて断続的に雨が降り、雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、すでに一部交通機関では、遅れや運転見合わせなど、影響が出ています。お出かけの際は、足元に十分注意して、交通情報もこまめに確認なさってください。

短い時間に激しい雨が降ると、普段は流れの遅い河川や用水路でも、一気に水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。絶対に近づかないでください。
また、アンダーバスなど低い道路は、すぐに冠水する恐れがあります。車が水没して故障し、車内に取り残されると非常に危険です。無理をして通らずに、迂回するなどの対応をとってください。
山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。

このニュースに関するつぶやき

  • 関東は先月から異例の暑さで雨が降らなかった埋め合わせみたいに線状降水帯発生させてゲリラ豪雨みたいな天気の遣り口は卑怯なり。
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