BoAが発症した骨壊死とは…60代以上の女性に多い傾向、原因不明であることも多い

歌手BoA（38）が15日、デビュー25周年記念ツアー「BoA LIVE TOUR 2025（仮）」を中止することを公式HPで発表した。膝の痛みが悪化し、骨壊死（えし）の診断を受け、早急に手術と治療が必要な状態だという。

骨壊死（えし）とは、文字どおり骨の細胞が壊死した状態を指す。膝の特発性骨壊死の場合、内側関節の大腿（だいたい）骨側に起こることが多い。一般的に60代以上の女性に多い傾向があり、50歳以上になると発症率が高まる。

何らかの影響で血液が通わなくなり、骨の一部が壊死してしまうことが原因と言われているが、原因が不明であることも多い。

治療は壊死部の進行によって異なり、小さい場合は自然治癒することもあるが、進行した骨壊死の手術には、高位脛骨（けいこつ）骨切り術と人工関節置換術がある。