事前テストも活きライバルに接近するJuju。“父親不在”第6戦の監督代理も決定

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2025年07月18日 20:00  AUTOSPORT web

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Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing) 2025スーパーフォーミュラ第6戦&第7戦富士
 富士スピードウェイで今週末行われる2025全日本スーパーフォーミュラ選手権の第6戦・第7戦。今季から参戦するHAZAMA ANDO Triple Tree RacingでドライブするJujuは、フリープラクティス1が22番手、フリープラクティス2も21番手という結果に終わったが、午後のセッションではライバルに対して0.3秒差を切るところまで接近。6月の富士公式テストで試したことが、良い方向に向かっているようだ。


■まとめきれなかったセクター3

 新規立ち上げチームということもあってか、シーズン序盤は細かなトラブルに悩まされることが多かったが、6月の富士公式テストと同様に、トラブルフリーでセッションを進めることができたようで「FP1、FP2ともプラン通りしっかり進めることができました」とJujuは走行初日を振り返った。

「午前中はロングランをメインでやって、午後は予選シミュレーションやセットを少し変えてみるということができました。良い流れで明日の予選を迎えられそうかなと思います」

 さらに公式テストで2日間合計10時間も走れた経験が自身だけでなくチームにも活きているようで、「自分の走りもそうですし、クルマのセットに関しても前回のテストでいろいろ試したことや課題になった部分は、今回改善できたのかなと。それはタイム差を見ても分かると思います」と前向きに捉えていた。

 ただ、最後のアタックではセクター1、セクター2で好タイムを記録するもセクター3で自己ベストから0.3秒遅れていた。

「1周でまとめきらないといけない難しさという部分は、だいぶ慣れてきました。でも、まだ完璧ではないので、そこの部分の伸び代はあると思います」とJuju。

 その第6戦だが、6月に日本レースプロモーションから罰則適用に関する発表があり、野田英樹監督が第6戦が行われる7月19日(土)のピット及びパドックへの終日入場制限と、無線着用及び交信についても制限が入る。

 このため、第6戦に関しては手塚長孝チーフアドバイザーが代理で監督を務める模様。かつてTEAM MUGEN時代には長年に渡り監督を務め、山本尚貴やピエール・ガスリーを見てきた経験もある。

「木曜日にメンタルトレーニングの先生をお呼びして、みんなで話し合う時間があったのですけど、みんなでいろいろ話していて、最後に父(野田監督)が『第6戦の監督は手塚さんなので……』という話になりました」と、Jujuはメンタルトレーナーとのワークショップ中のエピソードを披露した。

「手塚さんとは、今年から一緒にやらせていただいていますが、いつも優しくて、すごく温厚な方なんです。まったく怒らないというイメージを父も持っていたんですけど、木曜日にみんなで話をしているなかで『実はTEAM MUGENの時代はめちゃくちゃコワかったよ』という話を(本人から)聞いて……最後は『手塚さんを怒らせないようにみんな頑張ってください!』という一言で締めくくられて、みんな『マジか!』って顔をしていました」

 いずれにしても、父親不在で初めて臨む第6戦。「明日も予選に関しては、少しセットを変えていこうかなと思うので、そこがうまく歯車が噛み合ってくれたら、ポジションアップも見えてくると思います。そこをチームみんなで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

[オートスポーツweb 2025年07月18日]

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  • まだこの娘で騒いでんの? この娘よりKYOJOの選手やウィリアムズの松井とか翁長実希、小山美姫、三浦愛あたりが騒がれないのはおかしいよね? ま、去年はリル・ワドゥすら黙殺する日本レース界だもんな
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