デヴィ夫人「生前葬」で特注棺から登場、神田うのとはるな愛の弔辞に感謝

56

2025年09月10日 15:59  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

エンディング産業展の生前葬イベントでに登場した、左からはるな愛、デヴィ夫人、神田うの(撮影・野上伸悟)

デヴィ夫人(85)が10日、都内で「生前葬」イベントを行った。葬儀や相続などの終活関連企業が会する「第11回エンディング産業展」で「デヴィ・スカルノ 生前葬イベント」として実施した。


冒頭、クリスタルをふんだんにあしらい、内側に愛犬たちの写真を貼った特注の棺が会場内に運ばれた。正面のスクリーンに映し出された「AIデヴィ夫人」が参加者へあいさつ。「皆さま、本日はお忙しい中、私の生前葬にお越しいただき、誠にありがとうございます。85歳を迎えた今、これまでの人生に対し、皆さまに直接、感謝の気持ちを伝えたいという思いからこの場を設けさせていただきました」とし、「せんえつではございますが、生前葬を通して、あらためて生きることの尊さを皆さまと共有できればうれしいです」と話した。


棺のふたがはずされると、中からグレーのドレスに身を包んだ本物のデヴィ夫人が登場した。親交の深い神田うの(50)とはるな愛(53)が弔辞を読んだ。


長年の友人である神田は「夫人のうそつき!だって、いつも『私は108歳まで生きるの。煩悩の数まで生き抜くのよ』とおっしゃっていたのに。弔辞を読ませていただく日がこんなに早く来るだなんて、誰が想像したでしょうか」と語りかけ、「デヴィ夫人は永遠です。今までかわいがってくださり本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください」と締めた。


はるなは「あたしはずっとデヴィさんに憧れています。本当にすてきな人だなって思うことを3つ挙げたいと思います」と話し、常に華があること、行動力があること、内面から輝く美しさを挙げた。「真っすぐでうそのないデヴィさん。これからもし、この世の中にデヴィさんがいなくなると、あたしはたびたび星空を眺めるでしょう。これからもずっとあなたを追いかけていきたいと思います」と伝えた。


デヴィ夫人は「人間は1つだけ選べないものがあります。自分の名前です。また自分で見られないものがあります。それは自分のお葬式です。すばらしい弔辞を伺って、このお仕事を受けてよかったなと思いました」と、2人の愛ある弔辞に感謝。人生を振り返り「ただ1つの心残りは、親孝行ができる身分になった時、既に母と弟を失ったということです。しかし私は人生に目的と目標をもっていました。人生で一番大事なことは目標と目的と使命感を持つことだと思っています。これが欠けている方は非常に貧しい人生を送ることになると思っています。皆さまもぜひ目標、目的、使命感を持って生きていただきたいなと思います。あとは努力、努力、努力です。どんな夢もかないます。夢はみるものではなくつかむものです」と力強いメッセージを残した。

このニュースに関するつぶやき

  • まあ近いうちだろうし、それはそれでいいと思う(笑)
    • イイネ!6
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(49件)

ニュース設定