漫画家が、ラフなネームにペン入れしたら……? あまりギャップに「そうはならんやろ」など驚きの声がX(Twitter)で多数寄せられ、投稿は記事執筆時点で約9万件以上の“いいね”を獲得、340万回以上表示されています。迫力の違いが文字にまで……!
投稿したのは、現在「まんがタイム」で『まほろば小町ハルヒノさん』を連載中の漫画家・ユウキレイ(@YuukiRay)さん。今回の投稿では、鹿のキャラクターをある動物が脅すシーンの、「ネーム」と「ペン入れした後の原稿」を披露しました。
漫画のネームは、セリフとコマ割りがざっくりと分かるようにするためのもので、この時点では絵に丁寧さは求められません。漫画家本人と編集さんがだいたい分かれば良いという程度です。
そのためユウキさんのネームも、セリフは明確ながら絵はかろうじて動物が何匹かいるなと思える程度です。「食い殺してやろうか」と物騒なセリフを言っているようですが、「わんわん」とも書かれているので、どうやら犬っぽいですね。なんだかかわいらしい……。
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そして本番のペン入れ後の絵はというと、牙や毛並みまで描写されたどう猛なオオカミに変わっていました! これなら「食い殺して」のセリフも納得です。ところで「わんわん」から「ガウガウ」に変わって凶暴性が増しているのは、気のせいでしょうか……?
ネームとペン入れ後のギャップが激しいのは間違いないですが、それはペン入れした時の絵が頭の中で想像できているからこそ。ネームでは作画カロリー控えめなあの絵で十分ということかもしれません。漫画家ってすごいなあ。
投稿には「どうしてこうなった」「一体何があった」「劇的ビフォーアフター」「そうはならんやろって本気で思ったの初めて」「Youtubeのおじいちゃん画伯の動画が頭をよぎった」など、多くの反響が寄せられています。
画像提供:ユウキレイ(@YuukiRay)さん
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