“ただのオタク”だった男子高校生が10年後……。思わず目を疑ってしまう、“驚きの現在”がX(Twitter)で注目を集めています。
投稿者は、Xユーザーのれゥるる(@onara_bazooka21)さん。アイドルとして活動している別のXユーザー・遥叶多(@GTIdol_kanata)さんが投稿した“6年間のビフォーアフター”を引用リポストする形で、自身の“10年間のビフォーアフター”を公開しました。
10年前のれゥるるさんは、カジュアルな服を着たごく普通の男子高校生といった出で立ちです。当時はメディアミックス作品「ラブライブ!」シリーズの熱狂的なファンで、れゥるるさん本人によると“陰キャオタク”だったのだとか。しかしこの時から10年がたち、さまざまな努力を重ねた現在の姿はというと……。
なんとれゥるるさんは、見事に女性キャラになりきった“女装コスプレイヤー”になったのです! れゥるるさんが披露した「ラブライブ!」の登場人物“矢澤にこ”のコスプレは、とても男性には見えないクオリティーに仕上がっています。10年前と同一人物とは思えない……!
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れゥるるさんは高校1年生のころにコミケで初めて「ラブライブ!」のコスプレイヤーたちを目撃し、その楽しそうな姿に「自分もやってみたい!」と思ったのだそうです。それまではコスプレという文化があることも知らなかったため、“推しが実体化している”という事実がとても刺激的に感じたとのこと。
その後、自分なりに調べて衣装やウィッグを購入してみたものの、ぼさぼさのウィッグとぶかぶかの衣装に最初は絶望したといいます。「自分にはコスプレは無理だ」と一度は諦めてしまい、そのまま高校を卒業して大学へ進学することになります。
そして7年後、社会人になったれゥるるさんはコスプレを題材にした漫画・アニメ『その着せ替え人形は恋をする』に出会い、ヒロイン・喜多川海夢が作中で不器用ながらも奮闘する姿に勇気をもらいます。「自分も諦めてなんかいられない、推しに対する愛をコスプレで表現したい!」と感じたれゥるるさんは、ウィッグのカット&セット方法やメイクについて独学で勉強。ひたすら努力を重ねました。
当初は「人に見せられるようなものではなかった」そうですが、試行錯誤を3年間重ねた現在は、胸を張って“推し”への愛をコスプレで表現できるようになったとのこと。高校生のころ大好きだった“矢澤にこ”のコスプレにも10年越しにチャレンジし、今では子どもキャラからお姉さんキャラまで幅広い表現ができるほどに成長しました。
れゥるるさんは、「これからも大好きなキャラたちへの愛を、コスプレを通じて発信していきたいと思います!」と意気込みを表明。その言葉の通り、SNSやイベントではゲームやアニメ、漫画などの大好きなキャラクターのコスプレを多数披露しています。
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10年越しに夢をかなえたれゥるるさんの姿に、Xでは「努力の結晶すぎるだろ!!!!」「ほへ……転生した??」「最高に神すぎるビフォアフ」「こういうのだいすき」「かわいくなりすぎてる」「オタクがコスプレイヤーになることあるんだ」といった反響が寄せられています。
画像提供:れゥるる(@onara_bazooka21)さん
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