歌手松山千春(69)が12日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。公明党が自民党との連立離脱を表明した件をめぐり、私見を述べた。
千春は自身のツアーの話題をしている流れで「そうやって俺がコンサートやってるさなかにだよ。自民党と公明党が連立離脱という形になりましてね」と切り出した。
そして「まあ、その公明党には公明党の言い分が当然あるわけで、”政治とカネ“、これはまあいわゆる裏金問題の話なんでしょうけど、やっぱり政治にカネかかるのは本当よくわかります。我々もそうですけど、ポスター1枚まるにもどれだけかかるか?またそれを何十万枚と。あとはいろんな形で…。もちろんその国会議員として”新幹線は乗っていい“とかね、いろいろあるよ。交通費とかな。そんなの足したら本当にいくら金かかってるかわかんないくらいだったりなんかするんだけど。なぜ、石破政権の時に(連立を)離脱しないで、高市さんが総裁になったら離脱…この辺があんまりわからないところで。まあ公明党の斎藤さんもね、石破さんの時にも言っていた、その前から政治とカネについては言ってきたんだけど。まあある意味ここで我慢ができなくなったんだろうな」などと、10日、公明党の斉藤鉄夫代表は、自民党の高市早苗総裁との会談内容を受けて、26年続いた連立政権を解消する考えを明らかにした件に言及した。
また千春は「けど、自民党と公明党が約26年間、一緒に政権を担ってやってきた事実もあるわけだな。連立離脱しようが解消しようがですよ、法律は、“あなたたち両党で作った法律”が今まさに施行されている、使われてるわけだよな。それに対して、公明党の皆さんはどう責任をとられるのか? あくまでも今度急に野党になって“それ違うじゃないか、あれ違うじゃないか”って言った時に、“いや、この法律作った時に一緒にやったじゃないですか”とかな。いろいろ齟齬が出てくるところもあるんじゃないかなとは思うんだけどな。確かに政治とカネ、この問題は、奥が深い問題かなと思います」などとも語った。
生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。
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