限定公開( 1 )

色々な場所でメンチを切る活動をしていることでおなじみのXユーザー「メンチニキ」さん。旅行先のフィリピンで見つけた衝撃的な“ファミマ”が注目を集めています。
11月1日に「Xでメンチニキの彼女を募集します」という企画を立ち上げ、見事フィリピン・マニラにいる女性から愛の矢を受けたメンチニキさん。海の向こうからのラブコールに二の足を踏んでいるところを、フォロワーや職場の人たちに後押しされ、現地へと飛びました。
しかし、活動の必須アイテム「メンチカツ」を日本からフィリピンへ持ち込むことはできないため、現地調達をすることになったメンチニキさんですが、ここで問題が発生。フィリピンにメンチを売っている場所がないのです。
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困り果てたメンチニキさんでしたが、現地の人(現地ニキ)から「“ファミマ”ならある」とアドバイスを受け、向かうことに。
しかし案内されて辿り着いたのはコンビニというよりも売店と表現したほうが正しいような、こぢんまりとした建物でした。
店頭に「FAMILY MART」という文字こそ出ていますが、日本人が“ファミマ”と聞いて真っ先に思い浮かべる「ファミリーマート」の要素はなし。カラーリングも青白緑の三色ではなく、茶色地にくすんだ白というビンテージ感たっぷりなものです。
メンチニキさんは「俺が知ってるファミマじゃねえ」というコメントとともに、「FAMILY MART」の前で、おなじみのピンクのまな板を手に呆然とする写真を投稿。
リプライ欄には「色合いは那須のファミマっぽい」「間違ってはいないけどwww」といったコメントが寄せられていました。
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そもそもこの建物は日本発祥のあの「ファミリーマート」なのか……?気になってメンチニキさんにうかがってみると「結論からいうと、分かりません」とのこと。ただ地図上では「FAMILY MART」と表記されているほか、現地の人も日本で有名な方の「ファミリーマート」かのように、このお店へ案内してきたそうです。
メンチニキさんによると、店内のラインナップはお菓子やアイス、水などの飲み物がメイン。商品に日本製のものはなく、ほとんどがフィリピンの現地語であるタガログ語で表記されていたそうです。ファミチキや肉まん、おでんもなかった様子。
我々がよく足を運ぶ「ファミリーマート」ではない可能性がかなり高いです。
店先には高齢の現地女性がおり、制服は着ていなかったとのこと。おまけにメンチニキさんが近づくと女性はメンチを切って(慣用表現)きて、タガログ語で「これおすすめ」とお菓子の営業をかけてきたのだとか。
残念ながらそのお店でメンチニキさんはメンチカツを手に入れることはできませんでした。最終的にどのように調達したのかを尋ねると「ハンバーガー屋さんに立ち寄り、メンチカツぽい揚げ物を挟んだバーガーを購入し、メンチカツを中抜きして調達しました」と教えてくれました。
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なんとかメンチカツを調達できたメンチニキさんは、それを手に、XでDMをくれたフィリピン女性の元へ。一緒にメンチを切って無事交際に発展させることに成功するも、価値観の違いから1日で破局してしまいました。
なお「フィリピン ファミマ」で検索をかけると、出てくる画像はことごとく、青白緑のカラーリングをしたあの「ファミリーマート」。
メンチニキさんが訪れたような売店型の店舗もあるにはあるようですが、カラーリングはやはり青白緑なので、あの「FAMILY MART」は「ファミリーマート」ではない可能性が高まりました。
はたして正体は何だったのか。気になる方は、フィリピンに飛んでみては。
<記事化協力>
メンチニキ さん(@menchiniki)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025111001.html|
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