
公共の場での子どもの行動に対して、他人から注意されたとき、どう受け止めればよいのでしょうか。戸惑いや反発を感じる一方で、そこには見すごせない点もあるようです。
『子どもが電車で景色が見たいと言って、座席に立たせていたら、前に立っていた人に「電車の椅子は立つ場所ではないからきちんと座ろうね。危ないし、汚いよ」と注意された』電車内での出来事にショックを受けた投稿者さん。突然、見ず知らずの人から子どもに直接声をかけられたことに戸惑ったようです。子どもが靴を脱いでいたかどうかは書かれていませんでしたが、この投稿に対しては、厳しい意見も寄せられました。
子ども連れのマナー問題
まずあったのは、公共の場でのマナーに関する子どものトラブルです。ママにとっては可愛い幼児でも、他人にとっては“靴は靴”です。
『この間、靴を脱がせないで膝で立たせる親がいた。服に当たるからやめてよと思った』
『靴を履いたまま混雑した場所で抱っこされている子どもは、少しイヤ』電車は多くの人が利用する場所であり、清潔さを保つ意識は欠かせません。子どもの可愛い小さな靴でも、地面を歩いていた靴です。衣服に当たるとやはり気になりますし、座る場所に靴で立たせていると不衛生に見られるのは仕方ないともいえるでしょう。
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トラブルに遭遇した経験
また、過去のトラブルを思い出す声もありました。
『電車で靴を履いたまま座席に乗った子どもが初老の夫婦に注意されていた。その子のママが謝るどころか、「うちの子の靴は汚いものを踏んでいないから汚くありません。失礼よ!」と逆ギレしていて、イヤな気持ちになった』
『飲食店で子どもが足で椅子の下の壁を蹴ってドンドンと音を鳴らしていたから、「足うるさいよ。行儀悪い!」と大きな声で言ったら、後ろの席の子だったことがある』
『似たような状況でオジサンに「汚いだろ!」と怒鳴られて椅子から引きずり下ろされるのに遭遇したことある』公共の場では、子どもの行動だけでなく、親の対応も周囲の印象を大きく左右します。他人に迷惑をかければトラブルになる可能性もあるのではないでしょうか。マナーを守らせることは、子どもを危険から遠ざけることにつながるのかもしれません。
土足だったら完全アウト
今回のケースでとくに注目されたのは、「靴を履いたままだったのか」という点です。
『靴のままなら完全にアウト』
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『座席が汚れるから土足で立つなら親の膝に立ちなさい』子どもの靴は外を歩くものであり、大人と同じように見えない汚れがついているのでしょう。そのため、座席に乗せること自体に抵抗を感じる人も少なくありません。
たとえ靴を脱いでいても賛否あり。汚い以前に…
一方で、靴を脱いでいればいいのかというと、賛否両論でした。
『座席に座ってられないなら、他の座りたい人に譲りなよ』
『座席に立つのは非常識。靴下でも不快感がある』座席は座るための場所であり、立つこと自体に違和感を覚える人もいます。筆者はスーパーのサッカー台に靴下で立っていた幼児を見たことがあります。食品を扱うところなので、少々の違和感がありました。さらに、安全面を懸念する声もありました。
『急ブレーキがかかったら危ない』
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他人の注意は「ありがたい」?説教されたのは…
他人からの注意を前向きに捉える声も見られました。
『親が放置だから他人が注意してくれたのでは? 「すみません」とか「ありがとうございます」とか言えないの?』なかには、こんな経験談も。
『私の娘は珍しくグズって足を少しバタつかせたときに、隣の女性に太ももをガシッと捕まれて「揺らさないで! 迷惑でしょう!」と叱られたよ。それ以降、電車では騒がなくなった』本当にありがたかったとこちらのママ。他人からのひと言が、子どもにとって印象に残る学びになることもあるようです。また、こんな指摘もありました。
『説教されているのは子どもではなく親では』子どもの行動を通して、親の対応や価値観が問われている……そう受け止めるママもいるようです。公共の場は、さまざまな人が行き交いします。やっかいな人とトラブルが起こる恐れもあるでしょう。将来の人間関係を考えても、マナーを教えることは大切なのではないでしょうか。子どもの行動をきっかけに周囲と関わる場面では、親の姿勢が問われやすいものです。注意をどう受け止めるかが、子どもにとっての学びにもつながっていくのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・松本うち

