
親の介護が現実味を帯びてくると、家族間で情報共有のためにグループLINEを作るケースも少なくありません。しかし、そのメンバーに配偶者である「嫁」を含めるべきなのかどうかは意見がわかれるところでしょう。
『私の旦那は次男。義母の介護や情報共有のためのグループLINEから、いきなり義姉が退出しました。これは「もうなにもしない」という意思表示なのでしょうか?』義姉の突然の退出に戸惑う投稿者さん。しかしママたちからは、「退出よりも、そもそも嫁を入れること自体がおかしい」という声が少なくありませんでした。それぞれのコメントを見ていきましょう。
そもそも介護LINEに嫁は必要なの?
今回の投稿で目立ったのは、「介護は実子が中心となって対応するべき」という意見でした。
『「そもそも私は関係ない。実子たちで対応して」という意味』
『きょうだいで情報共有しておけばいいだけでは? 「興味がないし、勝手にやってよ」という話』
『実子同士でやりとりすればよくない?』
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『LINEグループを作ったのは誰? 嫁は入らなくていいのに』義母の体調や介護方針を共有すること自体は必要でも、その窓口はまず実子が担うべきだという考えもあるのでしょう。
介護の話になると「嫁が動いて当然」になりがち?
介護問題になると、昔ながらの価値観が顔を出すこともあります。
『義兄が、嫁が動いて当たり前という態度だったのでは?』こうしたコメントからは、「嫁だから介護を手伝うのが当然」という空気への違和感が伝わってきます。実際、介護は長期間に及ぶことも多く、精神的にも体力的にも負担の大きいものではないでしょうか。誰かひとりに役割が集中すると、不満やストレスが積み重なりやすくなります。なかには、介護を経験した人からのこんな声もありました。
『介護は、たらい回しになります。私もすべて押しつけられて、相続になったらしっかり主張されました』介護の負担だけを引き受け、財産分与などの場面では平等を求められた経験から、複雑な思いを抱えているママもいるようです。介護を巡るトラブルは珍しくないのかもしれません。だからこそ、「誰がどこまで関わるのか」を早い段階で明確にしておきたいと考える人もいるのでしょう。
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グループ退出は「なにもしない宣言」なのか
投稿者さんが最も気になっていたのは、義姉が退出した意味でしょう。しかしママたちからは、「完全に関わらないという意味とは限らない」という意見もありました。
『なにもしないかどうかはわからないけれど、少なくともメインで動く気はないという意思表示だとは思う』グループLINEに残ることで、今後の介護や連絡網の一員として期待される場合もあるかもしれません。そのため、「そこには参加しません」という意思を示すために退出した可能性は十分考えられるでしょう。一方で、投稿者さんの実親だった場合には話が変わってきます。
『もし自分の親が要介護になったとき、旦那を無断で介護グループに招待する?』自分の親の介護なのに、配偶者を当然のように巻き込むことに違和感を覚えるのではないでしょうか。義姉の退出も自然な行動に見えてきます。
ムリをする前に夫婦で話し合いを
コメント欄には、投稿者さん自身もグループを退出してよいのではないかという声が相次ぎました。
『投稿者さんも介護をしたくなかったら抜けていい。くれぐれも他人である義姉には義母の介護を強制しちゃダメだよ』さらに、こんな意見も。
『このビッグウェーブに乗らなきゃ! なにも言わずに即退場。旦那さんになにか言われたら、「私だけ残るなんて、お義姉さんの立場が悪くなるだけでは?」と言って、旦那家族で話し合ってもらいましょう』
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『どちらにしても旦那が頑張るところだよ』介護は家族全員の問題ではありますが、まず責任を持つべきなのは実子です。配偶者が協力するかどうかは、その後に夫婦で話し合って決めることではないでしょうか。
介護の負担は「家族だから当然」ではない
今回の投稿では、義姉のグループLINE退出をきっかけに、「介護に誰が関わるべきなのか」というテーマが浮かび上がりました。コメントを見る限り、ママたちは「実子同士で情報共有し、まずは実子が責任を持つべき」と考えているようです。配偶者が介護に協力する場合も、それは義務ではなく本人の意思が尊重されるべきなのでしょう。介護がはじまる前だからこそ、誰がどこまで関わるのかを家族で率直に話し合ってもいいのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・善哉あん
