健康被害、プベルル酸が原因=小林製薬の紅麹サプリ―厚労省

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2024年09月18日 15:01  時事通信社

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時事通信社

小林製薬が製造した紅麹(べにこうじ)配合サプリメント「「紅麹コレステヘルプ」(同社提供)
 厚生労働省は18日、小林製薬(大阪市)が製造した紅麹(べにこうじ)配合サプリメントによる健康被害について、原料から検出された青カビ由来の「プベルル酸」が腎障害を引き起こしていたと発表した。サプリから検出された他2種の化合物からは、腎臓への毒性は確認されなかった。

 厚労省と国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)が原因究明を続けていた。健康被害のあった製品の原料から3種類の化合物が検出され、うちプベルル酸に、腎臓の一部を壊死(えし)させる作用があることが5月に判明。残る2物質についても解析を進めていた。

 その結果、プベルル酸以外の2物質には腎臓への毒性がないことが動物実験で確認され、プベルル酸が腎障害の原因物質だと特定された。 

このニュースに関するつぶやき

  • カビが腎障害の原因なのか?と言う事は、小林製薬の紅麹そのものに因果関係が無かったことになるのか?紅麹由来のプベルル酸で健康被害が出たことを医科学的に証明しないと補償問題で揉めるかも…。
    • イイネ!21
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