限定公開( 2 )
150年前の洋服から型紙を起こし、それをもとに製作した“現代風の1着”がX(Twitter)で話題に。このポストは記事執筆時点で390万件表示を突破し、7万件を超える“いいね”を集めています。
●150年前の上着
投稿したのは、“衣服標本家”の長谷川さん。1870年にフランスで作られた「ヴィジット」という上着を骨董品店にて、2万円程で購入しました。
150年前のヴィジットを見てみるとかなりキレイな感じがしますが、実はあちこち傷んでいたそうです。そこで長谷川さんは、まずシルクの裏地を剥がし、表地の破れている部分は手縫いで修復。その後、分解して型紙を起こし、それをもとに“新しいヴィジット”を縫い上げました。
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完成したのは、爽やかなブルーの生地にアクセントで入ったベージュのライン、そしてゴールドのボタンが映える美しい1着。袖口やすそ部分にはタッセルが縫い付けられており、細部までしっかり作り込まれていることが分かります。150年前のものと比較しても甲乙付けがたい仕上がりです。なお、ヴィジットの歴史や“驚くべき構造”についての詳細は、長谷川さんのブログから確認できます。
●「すごく素敵」と反響
コメント欄には「すごく素敵」「見とれてしまいます」「こんな感じの幼児服あったらかわいい」「色もいいけど形がすごくいい、ケープとかポンチョとか好きだなぁ」「RPGに出てきそうなケープかわいい…」「お店売ってたら買いたい」「なんじゃこの服。。。めちゃくちゃいい感じやないか」など、さまざまな感想が寄せられています。
この他にも長谷川さんは自身のX(Twitter/@rrr00129)で、ヴィジットを試着してもらった写真や、井桁模様の反物から仕立てた“和風”なヴィジットの写真も合わせて公開しています。
画像提供:長谷川さん
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