限定公開( 1 )
京都府福知山市にあったガールズバーで2022年9月、30代の女性店員が接客中に倒れたのにすぐに救護措置をとらなかったとして、府警が20代の女性店長など8人を保護責任者遺棄致死などの疑いで書類送検していたことが分かった。7日付。
送検容疑は、22年9月3日、同市にあったガールズバーで女性店員(当時31歳)が接客中、大量の飲酒をしたことにより急性アルコール中毒で倒れたのに、店内にいた20代の女性店長や店員3人、客3人らが救急車を呼ぶなどの救護措置をとらなかったとしている。女性店員は約1時間後に病院に搬送されたが、同20日、死亡した。当時、電話で報告を受けた30代の男性経営者も業務上過失致死容疑で書類送検した。
府警によると、経営者と店長は調べに「酔い潰れて寝ているだけだと思った」と話しているという。同年9月に女性店員の家族が店長らを刑事告訴し、府警が捜査していた。【水谷怜央那】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。