米デトロイトで自動車ショー＝新モデル少なく、会場は閑散

　【デトロイト時事】米中西部ミシガン州デトロイトで１０日、「デトロイト自動車ショー」が開幕した。前回まで「北米国際自動車ショー」と呼ばれていたが、規模縮小などを踏まえて名称を変更。集客改善のため開催時期も６年ぶりに他の時期から１月に戻したが、新モデルの発表はほとんどなく、会場は閑散としていた。

　米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）など「ビッグスリー」以外で参加した主要メーカーは、トヨタ自動車とドイツのフォルクスワーゲン、韓国の起亜の３社にとどまった。トヨタはセダンの「カムリ」やピックアップトラックの「タコマ」など売れ筋の車種を出展した。