【田川寿美】 デビュー34年 節目目前に 「日本の演歌を世界に広めたい」 お花見は息子の卒業式で

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2025年03月16日 19:21  TBS NEWS DIG

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歌手の田川寿美さんが『春の宴〜昭和100年〜「田川寿美ライブ@ラドンナ原宿」』を開催しました。
1992年に「女…ひとり旅」でデビューした田川さんは、この春、デビュー34年目を迎えます。 「悲しいめぐり逢い」など17曲を熱唱。昼夜合わせて140名のファンとの触れ合いを楽しみました。 
 

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この日は、生憎の雨模様でしたが、青から白へのグラデーションも美しい快晴を思わせる艶やかな着物姿で登場した田川さん。「女の舟歌」「哀愁港」を歌い″今年はデビューして34年目。来年は35年と節目の年を迎えるという事で、このような機会をいただきました″と挨拶。続けて“こんな至近距離で見ていただくのは…恥ずかしいわ”と、顔を赤らめながら後ずさりをする乙女のような初々しさを見せました。
 


昭和100年をコンセプトにした今回のライブでは、自身の曲以外にも、美空ひばりさんの「明治一代女」や、ピアノとバイオリンの演奏者を加えた、ちあきなおみさんの「星影の小径」、ギターを抱えて弾き語りで中島みゆきさんの「糸」、井上陽水さんの「夢の中へ」なども披露しました。
 


中盤で桜色のドレス、終盤には桜柄の着物など衣装でもファンを楽しませ、新曲「悲しいめぐり逢い」を披露しました。ライブを終え会見に応じた田川さんは“最高です!楽しかった”と満面の笑みを見せ“ライブを何十年もやってきたけど、緊張します。だってこの至近距離よ。表情の一つ一つ(を見られて)恐ろしいわ〜。だからあさっての方を見てました”と安堵しながら、お茶目に答えてくれました。
 


現在49歳。34年目を迎え、39枚のシングルをリリースと、節目を迎える今の心境について尋ねると“日本の演歌をなるべく世界に届けて行けたらいいなと思います。日本ならではの美しいメロディーとかが、私たちの誇りでもあるので、海外の方も最近インバウンドでたくさん日本に訪れているので、「日本の演歌は、こんなにカッコいいんだよ」ということを伝えていきたいです”と意気込みました。
 


あらためて日本の演歌の良さについて伺うと“よく聞くのは「侘び寂び」。今の時代なかなか切なく思っていても表に出せない事を、皆が抱えながら生きている。そこを代弁してくれるのが歌かな”と語り、“私も若い頃は、「行間」までは良くわからなかったですけど、不思議と年を重ねると自分の人生経験で、そこを埋められるんですね”と、しみじみ語り“今朝もヘアメイクしてくれるIKKOさんと電話で話して「やっぱり日本の演歌はイイ!」って話で盛り上がりました。だから残していきたいと思います”と、使命を噛みしめた様子で語りました。
 


まもなく開花シーズンを迎える春の訪れへの想いを聞くと、田川さんは“新しい出会いを!男女問わずね。一緒に人生を共感できる、季節を感じたりできる人と…どこに行こうかな?”と、新曲と逆の「楽しいめぐり逢い」にも期待を寄せていました。
 


また、来週には長男の小学校の卒業式があるといい、“それ(卒業式)が自分にとっての春のお花見かな。近所の桜通りを行きながら、着物着て参加しようと思っているんですけど、それで人生の節目節目を感じて生きて行こうと思っていますけど”と目を細め、“ひとしおですねえ。いい体験をさせてもらえますよね、子どもを通じてね。もう(身長は)こんなに大きくなって、(自分と)おなじぐらいです”と、母親の顔ものぞかせ、感慨深げに語りました。
 




【担当:芸能情報ステーション】

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  • デビューした頃は、可愛かったけどね!もう49歳か!
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